スズキパレット ブレーキパッド交換

※2011/10の記事の焼き直しです。

ハーレーネタじゃないんですけど、来る車検に備えて車のブレーキパッド・シュー交換です。

1) タイヤを外します。

2) 作業しやすいようにハンドルを切ります。

3)矢印のところのボルトを外します。これと対になる上のほうのボルトを緩めます。

4) 緩めた上のボルトを軸にキャリパーを持ち上げます。
キャリパーの中からパッドを取り出します。

5)パッドが磨り減った分だけピストンが出てきていますので、そのままでは新しいパッドは入りません。
ディスクブレーキセパレーター(キャリパーピストンツールとか、ピストン戻し工具とか呼び名は色々)でピストンを押し戻します。
押し戻す前にブレーキ液のリザーバーの蓋を開けておき、押し戻すときは溢れないように注意します。(ピストンが戻る分、液もリザーバー側に戻りますので。)
溢れそうなときはスポイト等で吸い出すなり、ウエスで吸い取るなり、液を減らします。

キャリパーの奥に見える丸いのがピストン、ちょっとだけ見える黒いのがセパレーターです。

6)後は新品のパッドを入れて、外したのと逆の手順で組んでいけばOKです。
ピストンがあたるほうの内側のパッドの減りが大きかったですね。こっちのパッドは限界ギリギリ。
外側は3ミリほど残っていました。

リアブレーキシューの交換ですが、

1)タイヤを外した後にカバーを外す。私のはすんなり外れましたが、カバーが固着している場合は矢印の穴にボルトを突っ込んで締めていけば外れるようになっています。
パレットのシュー交換はネットでは情報が無かったので、ワゴンRのを参考にしようとしていました。
ただし、ワゴンRはカバーを外すのに30ミリのボックスが必要などなど、ちょっと面倒な事が書いてありモチベーションが下がっていたのですが、パレットは作業が簡単にできるような構造になっているようです。

2)カバーを取り外したところです。ん?

3)シューがそんなに減っていない気が・・・

こちらは新品のシューです。厚さ5ミリくらい。既存のほうも4ミリはありそうな・・・3年で5万キロ乗りましたが、シューってそんなに減らないもの???

・・・と言うことで今回の車検ではリアのブレーキシューは交換しないことにしました。
また、2年後に。

パッドのアタリが出るまでしばらく安全運転です。

カミサンのアルファードは車屋に任せましたが、リアのパッド交換だけで1万円コースでした。

今回は部品とツールで半額の5000円以内で収まりました。
※2016/09追記・・・5年前より若干値上がりしています。