太陽光収支はいかほど?

7年前の春に新築した時に太陽光発電を設置。
太陽光は儲からないぞ!自己満足と言う声も聞こえてきますが、気になったので収支がどうなっているか調べてみました。

家の見積もり明細を見ると太陽光はシャープ製の6.4kwhで2,919,000円。
当時は消費税5%だったはずなので税込み3,064,950円。

うろ覚えですが、設備設置の助成金が700,000円
なので初期投資は差し引き2,364,950円

さて発電でどれだけ稼いでくれたか・・・ですが、太陽光で発電した電気は売る分と自分で使う分と2つの使いみちがあり、
①どれだけ電力会社に売ったか
②どれだけ電力会社から買わずに自給自足できたか
の2つでそれぞれ収支が違うので分けて計算したいと思います。

コントローラーで積算電力量をチェック

2016/8/21現在、
A.発電電力量 52,068KWh
B.売り電力量 34,303KWh

① 「どれだけ電力会社に売ったか」の発電量 = B = 34,303
② 「どれだけ電力会社から買わずに自給自足できたか」の発電量 = A-B = 17,665

です。

① 売電の単価はは私の契約時は48円/KWhでしたので、34,303 x 48 = 1,646,544円
※実際はFIT制度適用が2009/11からなので、それ以前の半年分は購入価格と同じ売価だったのですが、切り分けられるデータが無かったのでざっくりです。

② 「どれだけ電力会社から買わずに自給自足できたか」の単価はいくらか?ですが、私は東北電力と「時間帯別電灯B(やりくりナイト10)」の契約をしています。
時間帯別、使用量別(節電を促すため使えば使うほど単価アップするシステムです)で単価が違うのでややこしいのですが、昼間の使用量明細を見てみると季節によって違うのでしょうが、だいたい200KWh以内には収まっているようですので、32.15円とします。多分震災前後やその年によって単価は違うと思いますがざっくりやります。
(A-B) x 32.15 = 17,665 x 32.15 = 571,145円

※東北電力では(ようやく)4月からWebサービス「よりそうeねっと」を始めており、こういったデータも調べ易くなりました。

整理すると、
①どれだけ売電したか 1,646,544円
②どれだけ買電せずに発電でまかなえたか 571,145円
合計2,217,689円

初期投資が2,364,950円でしたので、あとちょっとで回収が終わり、収益となりそうです。
7月も同じ計算をしていたのですが、さすが稼ぎ時のシーズンだけあって3万ほど捗っていました。
このペースだと来年くらいにはブレイクイーブンになりそうです。
ただしFIT制度で決まった48円/KWhの単価は10年契約ですので、2019/12月からは売電額が減る見込みです。
価格は決まっていないようですがネットで調べると11円位とのこと。大幅ダウンとなります。

尚、現時点(2016/8)での売電単価は33円(北海道電力、東北電力、北陸電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力)、31円(東京電力、中部電力、関西電力)まで下がっています。
一方太陽光パネルの価格も技術の発展、参入メーカー増で競争原理が働き7年前より安価になっていますので、それぞれの条件で収支確認してみてください。

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