ハーレーダビッドソンミュージアム #012

1919 FUS ARMY F-HEAD V-TWIN

= 展示プレートの意訳 =
アメリカ政府は1916年のメキシコ国境での軍事活動において二輪車の活用に興味を示し始めた。
第八旅団の団長、ジョン・パーシング将軍は二輪車の迅速且つ軽快な機動力について記録を残している。
彼の推薦もあったのだろうか、アメリカ政府は第一次世界大戦の折、三分の一をHD社から購入しており、これはハーレーダビッドソンを「サム叔父さんの選択」とせしめた。
※ここで言うサム叔父さんの選択 = Uncle Sam’s Choice の意味がよくわからなかったのですが、
いろいろ調べてみると、Uncle Sam = 典型的なアメリカ人とか、アメリカ政府を擬人化したときに使われるようです。
United Statesもこちらもイニシャルは U.S.となります。

1917年は1/3と記載しましたが、1918年には生産の半分はUS軍向けとなっています。
一次大戦の終わりまでに米軍では約20,000台の二輪車が使われていましたが、その殆どがハーレーだったそうです。