ハーレーダビッドソンミュージアム #017

1929 DL SIDE-VALVE V-TWIN

いよいよサイドバルブの登場です。
このモデルと次回紹介するモデルCともヘッドランプが2灯になっています。

以下展示プレート意訳:

自動車の普及が進むにつれ、日常の足としての需要は二輪車から自動車へ置き換わり、以前に比べて二輪車の販売は厳しくなった。
HD社は二輪車を日常の足ではなく「趣味の、スポーツの」アイテムとして売り出すよう販売戦略を変えていった。
バイクをより魅力的なものにするために、力強さを求めて、直4エンジン90ciのシャフトドライブタイプなども含め、様々なタイプのエンジンを試してみた。
結果としてモデルDLの45ciのサイドバルブフラットヘッドエンジンがベストの選択として残った。
このサイドバルブエンジンはハーレーダビッドソンの歴史の中で最も長期間採用され続けた記録を保持している。