ハーレーダビッドソンミュージアム #043

1903 “SERIAL NUMBER ONE” ATMOSPHERIC-VALVE SINGLE

通称「シリアルナンバー・ワン」です。(1号機とはちょっと違います。理由は後述)
ただ、このバイクはちょっとミステリアス。
なぜなら・・・エンジンはハーレーダビッドソンの1号機として知られているものと一致していません。
※展示プレートには記載されていませんが、1号機のキャブはトマト缶を流用したもの、となっています。
フレームの刻印も年式は1905年となっており、オリジナルのものでは無いようです。
これらの奇妙な点は多数の議論の元となっています。
1990年代に、レストア専門家がナンバー「1」が刻印された複数の部品が使用されているのを発見し、このバイクの通称を「シリアルナンバー・ワン」にしました。
これにまつわる様々な疑問はこの「シリアルナンバー・ワン」を伝説たらしめました。
唯一はっきりしている点は、「シリアルナンバー・ワン」は現存する最古のハーレーダビッドソンだ、という事です。

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