ハーレーダビッドソンミュージアム #065

1935 VLD HILLCLIMBER SIDE-VALVE V-TWIN

このVLDによって非常に有意義な物理学的アプローチをする事が出来た。
延長されたフレームによって、安定性を増し、操縦性が高まり、ライダーが後方に振り落とされそうな危険性も無くなった。
タイヤチェーンはトラクションロスを少なくし、丘を駆け上る為の動力伝達を助けた。
そのような長所を持っていても、多くのライダーはクラッシュし、リタイアしていった。
クリティカルな事態に陥った場合はキルスイッチが作動した。
革製のリストストラップはマグネトーに接続され、ライダーが落車すると自動的に点火しなくなる仕組みだった。
そうでもないと乗り手のいないバイクは見物人や他のレーサーを巻き込んでしまうからだ。

ヒルクライマーは以上の4台で終わりです。

二階の展示レポートもあと二日で終了。

以降は一階の展示になります。

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