私のHD、1988年製ですので、そろそろ加減30年選手、前のオーナーがどこかのタイミングで交換していても私の手元に来て20年。
いい加減サスのヘタリが気になります。
サービスマニュアルによるとソフテイルのリアサスは後から圧をあげられるようなオイルの注入口が無いため、分解清掃は物理的に出来ても、組み立て出来ないとの事です。(組んでもフニャフニャ)
さて、交換しかオプションは無いのですが、大別してリアサスのアフター品は、
①1984-1988用
②1989-1999用
③2000以降用
の3種あるようです。
①②はエボで両端アイボルト取り付け、③はTCで、方端アイボルト、フレーム側の取り付け形状はストレートのボルトです。
TCはこんな取り付け。
スイングアームからニョキっと出ている軸受けに片端、フレームの21と言う数字の下の板に反対の端を取り付けます。おそらく22と書いているパーツがゴム製でラバーマウントなのでしょう。
スイングアーム側は一軸ですが、フレーム側が自由軸になりますので、リンクの柔軟性がアップしていると思います。(逃げがある分耐久性がアップしているんでしょうか?)
エボのほうは良い絵が見つからなかったのですが、上の絵の④の取り付けがアイボルトになっており、さらにサスの向きが前後逆に成っています。
なのでアジャスタープレートの向きがエボはスイングアーム側、TCはフレーム側のようです。
さて、エボの前期・後期の違いですが、そもそもなんでこんな事を調べようとしていたかと言うと、私のHDは1988でエボでは前期型に分類されるのですが、アフターパーツでは圧倒的にエボ後期タイプかTC用が潤沢に流通しています。
そんで、後期型を流用できないか?と考えたのが調査の始まりまです。(ディーラーさんに聞けば一発かもしれませんがトモダチいないんで・・・)
長くなったので以降は次回。