Meadow Brook Concours d’Elegance 20 モトグッチ&CAT3

いよいよメドウブルック コンクールデレガンスのバイクレポートもラス前です。
コンクールデレガンスの意味を調べたらフランス語で「優雅の競演」だそうです。
TOKYO コンクールデレガンスというのもあったらしく、やっぱりクラシックカーの展示だったので、この手のイベント意味する言葉になっているかもしれません。

さて、1973年のモトグッチ with スワロウのサイドカーです。

バイクに目覚めた頃には現役の中古車でもこの手の形状結構ありましたので、「古き良き時代」よりは「リアル」を感じます。さすがにモトグッチは写真で見るだけでしたが。
モトグッチといえばVツインですが、水平対向をちょっと起き上がらせた感じ、ハーレーのVツインとはぜんぜん違います。
大抵この手のレイアウトだとクランクの回転をそのままシャフトで後輪に持っていくのがありがちですが、写真を拡大してみましたが、まさにそうですね。BMWが代表的でしょうか。
一般的な欠点と言えばシャフトやフライホイールの回転モーメントが進行方向と直交するので車体が右か左に寄りやすい。各社いろいろな対策は打っているようです。

お次は市販車じゃないですが、今年のコンセプトがサイドカーということでの出品のようですが、1976年製 CAT III
スイスのイノベーター(先駆者?)、Rudi Kurth の作品。
レーシングカーとかレース用バイク、レース用サイドカー、太陽電池レーシングカー、ウインドサーフボード、トライアスロン用の自転車とかいろいろ手をつけている人らしい。
名前でググったら http://www.catbikes.ch/starte.htm こんなHPがひっかかりました。
トライアスロン用の自転車のブランドらしい。

ちなみに履いているタイヤはタイレルのF1カーのあの6輪車P34用に開発されたものだそうです。

F1のタイヤってこんなに小さいかいなと思っていましたが、小さくすることで空気抵抗を軽減させるのが6輪の趣旨だったようで納得。

<<続く>>