BMW MUSEUM 012 エンジン


V8 軽合金エンジン

1954年に発表された軽合金エンジンはセンセーショナルなものだった。
アルミ製のV8エンジンは芸術と呼んでも差し支えなく、量産車両に搭載されるエンジンとしては世界初だった。
2600cc 100馬力のアルミダイカストV8エンジンはこの年、BMW 502に搭載。
502の見た目自体は501に比べて大きな違いはなかったが、ヘッドライトの追加と、Vの間に8のデザインのクロームのオーナメントを後部ボンネット上に配置することで、このイノベーションとも呼べるエンジンの搭載をしていることを知らしめていた。


直4エンジン

1961年に発表されたM10エンジン、80馬力。
基本的な部分の変更は無く、1988年まで約30年間、3.2百万基のエンジンが生産された。