2010年にアメブロに投稿した記事の焼き直しです。
購入当初にクラッチ改善でMRCをつけたのですが、やっぱり長距離を乗ると左手の握力が落ちてきます。
クラッチ改善の定番と言えば、
・MRC(かキジマのコピー品)
・VPクラッチ
・ミスミのMSレバー
の3点でしょう。この3点は合わせ技も可能で、コンプリートすれば原付並みの軽さになるとの評判です。
但しVPクラッチは適用機種・年式の制限があり、私の前期エボは非対応、ラバマンのスポはプライマリカバーに追加工必要でイマイチ楽でない。
MRCについては、
エボソフテイル前期型の苦悩 クラッチ – 直しているつもりだけど壊しているのかもしれない (rustymotor.net)
MRCクラッチ取付 XL1200L – 直しているつもりだけど壊しているのかもしれない (rustymotor.net)
MRCクラッチ調整 XL1200L – 直しているつもりだけど壊しているのかもしれない (rustymotor.net)
で触れていますので参考になれば。
で、今回購入したのがミスミのレバーです。
定価では12600円ですがヤフオクにて4500円でした。
さて、こっちは純正のクラッチレバーです。
ミスミのレバーを重ねてみたところ。上がミスミです。
こうやって見るとミスミの方が遠くて重そうなのですが。
交換は下のクリップをはずすだけで、他に工具不要です。
はずして取り付け側を重ねてみました。下が純正、上がミスミです。
左の穴が軸、右の穴がクラッチワイヤーの取り付けです。
写真だと遠近感のせいでわかりづらいかも知れませんが、両穴間の距離が純正とミスミでは違います。
ミスミが近い、純正が遠い、です。
ここの距離の違いとレバーのカーブの違いでクラッチの軽重、操作力カーブを最適にしているんでしょう。
上下逆にして見ます。今度は上が純正です。
こっちの絵の方が「ミスミが近い、純正が遠い」がわかりやすいですかね。
ちなみに純正のレバーには軸側に突起がありますが、クラッチスイッチ用です。
04年以降はクラッチスイッチが付いて、ギアがニュートラ以外の時はクラッチ握らないとセルが回らないようになりました。(国産ではかなり前から常識だったと思いますが)
私が買ったミスミレバーはそれ以前の年式用でクラッチスイッチ非対応ですので、クラッチスイッチを殺さないと、ニュートラ以外でセルを回せなくなります。
これは後で対策します。ちなみにクラッチスイッチ対応のレバーも既にリリースされています。
本体に取り付けたところです。
実際乗り回してみましたが、半クラの位置・範囲と言い私の短い指にGOODですね。
はやく替えていれば良かった。