XL1200L ユーザー車検①

2011/3にアメブロに投降した記事の焼き直しです。
車検に行ったのは3/4でまさか1週後に大震災が来るとは思ってもいませんでした。

7:48
仙台は雪です。
予約は第二ラウンドでとっているので、11:45までに受付すれば良いのですが。
どうなることやら・・・

9:05
日が照ってきました。
下に見えているのは国道4号の交差点ですが、路面も乾燥してきた感じ。
そろそろ出発準備です。

オイル交換 XL1200L

2009/7にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

購入時 3000km しか走っていないとは言え、前のオーナーがどこまでメンテしていたんだかわからないのでいい機会なのでオイル交換しました。

下のボルトがドレンです。

黒味がかかっていますが、まだ透明度あり。

ドレンに付いた鉄粉。結構ある。
ドレンボルトは着磁してあって鉄粉などを集めるようになっています。
一昔前は着磁ボルトなんて一つのメンテ系パーツだったんですが、今は純正なんですね。

使用したのは純正ではないですが、スポ用のミッション・プライマリーオイルです。
だいたい一回使い切り容量になっており、一本使用。

入れるのはクラッチカバー外したところからドボドボと。
ビッグツインのプライマリーと違ってクラッチランプが邪魔で結構入れづらいので漏斗など準備しておけばよかった。

2020追記
この辺はネオファクトリーさんが早い・安いのでリンク貼っておきます。

私が買ったのと同じものです。

500381 – モーターファクトリー XLトランスオイル – ハーレー用パーツ カスタムパーツの通信販売 ネオファクトリーオンラインショップ (neofactory.co.jp)

楽天だといろんな技を使うと2~3割分ポイントが付きますので、同じものが見つかりませんでしたが以下も良いかもです。


モーターファクトリーもレブテックもカスタムクロームのオイルブランド。レブテックのほうがややハイテク寄りな模様。

届きました・・・スポのサービスマニュアル

スポーツスター用のサービスマニュアルが届きました。
とは言ってもHD社の日本語版マニュアルではなくクライマー社のものです。

サービスマニュアル・パーツカタログ – 直しているつもりだけど壊しているのかもしれない (rustymotor.net)

にも書いたとおり、翻訳のへたくそな日本語版マニュアルは不要と判断しました。
スポのほうはそんなにいじり倒す気持ちも無いので買おうかどうか迷っていたのですが、昨日投降した通りやっぱし必要と言うことで購入を決意しました。

ちなみに悩んでいたネジの回転は1/4でした。

価格リサーチしてみましたが、

Amazon で 4,127円
リンドバーグ http://www.lindbergh.co.jp/ で5,072円

てな感じでした。

ちなみにハーレー初心者だったら、この辺が日常メンテなど書いていますのでお手ごろだと思います。スポのウンチクも書いています。
2023.3追記:すでに廃盤のようで、中古でしか見つけられませんでした。ヤフオクかメルカリで探してみてください。


2020追記
私が買ったのが2004-2006年式用で、2007からインジェクション化。私のスポはインジェクションモデルだったので間違った年式を買っちゃってたなぁと思っていたのですが、最新版は2004を起点として2013年まで追補・追補と来ています。ギリまちがっていなかったかな・・・っと。
別年式バージョンは2014年式からスタートしています。

今の価格はというと、Amazon USで買おうとすると送料込みでUSD52.81.
日本にも発送してくれます。6,000円でおつりがくるくらい。

Harley-Davidson XL883 XL1200 Sportster 2004-2013 (Clymer Manuals: Motorcycle Repair): Penton Staff: 0024185928720: Amazon.com: Books

老舗のリンドバーグだと4,830円なのですが、代官山蔦屋書店のショッピングサイトに統合しました・・・をクリックするとリンク切れになります。

クルマとバイクの専門書店 リンドバーグ (lindbergh.co.jp)

楽天は楽天ブックスでは扱いがないのですが、数店舗で扱っています。
やや高め。Amazon JPも同じくらいでしたのでAmazon USから購入するのが一番安しです。


あと、初心者用のメンテ本も廃版っぽいので中古書店であきらめずに探してください

ナメナメ XL1200L

2009/6にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

今回久々に新しいハーレーを嬲って思ったのがトルクスネジが多用されている事。

トルクスってネジと工具の当たりが点ではなく面なのでナメにくい、と言うのが売りだったと記憶しています。
ところがハーレーに使われているトルクスの頭って鍋ネジ形状で、であるが故に工具との接触代が浅い。
しかもどう考えてもガタが大きすぎる。
六角を挿入したときのようなフィット感が全然無いわけです。

で、エンジンガードを装着したときも、プライマリーカバーをはずしたときもナメナメしてしまいました。
(ワタシがへたくそなのかもしれませんが)
舐めちまった時は、

 ・CRCを吹き付けて一晩頭を冷やしてから再挑戦
 ・インパクトドライバーであける
 ・パイプレンチを無理無理噛ませてあける

などいろいろあるんですが、全てを経てから電ドリで頭を落として何とかはずしました。

ネジ径より若干太めの刃を頭に立てて、そのまま掘り掘りします。
しばらくすると頭だけスポンと外れます。



ネジは構造的にネジ頭とネジ山がそれぞれ突っ張って締まっていますので、錆びて固着している場合は別ですが、頭が取れればネジ部はフリーになります。
壊したネジの代わりにホームセンターで買ってきたインチネジを使用しています。

MRCクラッチ調整 XL1200L

2009/6にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

続きです。

装着後クラッチの調整をするのですが、調整スクリューの位置が上手く決まらず、2週越しになってしまいました。

私のビッグツインエボだと「スクリューに抵抗を感じてから3/4もどす」なのですが、スポーツも同じなのか不明。

クライマーのマニュアルは発注済なのですが、国内の即納よりも海外から取り寄せのほうが安いため現在送付待ち。

ネットで調べると、
①「スクリューに抵抗を感じてから1/2もどす」
②「スクリューに抵抗を感じてから1/4もどす」
③「スクリューを最後まで締めこんでから1/4もどす」

などいろいろ。

②が結構多かったので試したんですが、クラッチが近すぎ。

※ノーマル状態の時は逆に遠すぎでした。

目一杯握らないとクラッチが切れないし、一速でアイドリング時ガチャコンカチャコンと異音。

①も同じ。
③だと論外でニュートラから一速に入れた瞬間、クラッチを握っていてもキューンと変な音がしたので即エンジン切りました。

結局参考になったのが、車種は違うのですがすでに閉鎖されているHDN(Harley Davidson News)のTTBの投稿でした。

まとめ。

①クラッチ側の調整スクリューを緩々にする。
②クラッチケーブルのアジャスターを締め込み。

※ここでクラッチレバーは遊びまくりのカタカタになります。

③クラッチ調整スクリューを締めこんで行きます。
 ・締めこんでいくとクラッチレバーがグリップから遠くへどんどん開いていきます。
 ・あるところでレバーの開きが止まります。
  ※ケーブルのアジャスタを締めこんでいるために遊びはあります。
④開きが止まったら調整スクリューを1/2回転戻します。
⑤最後にクラッチケーブルのアジャスターを調整してレバーの遊びをなくします。

これで見事に決まりました。

半クラが繋がる位置も丁度真ん中くらいでいい感じ。

悩み・・・腰上OH

2008/10にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

5年も放置しているので、パッキン・ガスケット系は交換しようと思っているし、ヘッドもエデルブロックへの換装を考えています。

当然そこまでするので開けてみたときの状態をみながら軽微なところではピストンリング交換のみ、必要に応じてボーリング・ホーニングまで考えています。(となるとオーバーサイズのピストンも必要です)

ところで悩みなのですが、私のHDは中古で買ってきたのですが前のオーナーが結構カスタムしているようで、どこまでいじり倒したか開けてみるまでまったく不明なのです。

以前もカムをEV27に替えて、開けてみてはじめて最初からEV3が入っているのがわかりましたし、プッシュロッドも社外品なのがわかりました。

私がオーナーになってからは破壊活動のほうが多くてそんなに距離は乗っていませんでしたので、私が乗った範囲ではまだボーリングなぞ不要と思っていますが。

ま、この辺はパーツ買いだめに走らず現状把握から下ほうが良いですね。

ピストンリングだけだったら対して負担になりませんし。

– 前のオーナーが腰上OHしたのかどうか。
– したとしたら時期・距離はいくつでか?どれだけのオーバーサイズにしたか。
– ハイコンプのピストンが入ったりしていないか。
– ボアアップしてあるのか。
– ケースまでボーリングしてたりしないか。

 基本的に88cuiまでボアアップするとなるとケースもボーリング要です。

 市販品でケースボーリングなしで出来る83cuiのキットがありますが3cuiの効果って何ぼのモン?って思います。

などなど。

う~ん、帰ってからやること満載だ。乗り出しはいつになるんだろう。

帰国まで65日!

プライマリー割れる

2008/9にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

過去ネタです。

あまりブログやSNS文化が発達していなかった時代には共通の趣味を持つ人同士メールで情報交換をするコミュニティでメーリングリストと言うのがありました。(今もあります)
ハーレーの掲示板で有名なHDNでもメーリングリストを一時期開設していましたが、いつの間にかなくなりました。かく言う私もそっちにも参加していました。

メインはショベ純正ローライダー乗りだった Lo-R! さん主催のHDFMLというのに参加していました。(というか半ROM会員でしたが)

これも Lo-Ri さんがHDを降りてしまい解散となったわけですが、当時のコアなメンバーは Mixi 内で仲良く生息しているようです。

さて、ブログネタに困った時は、そんな過去のメールのやり取りからネタを拾い出そうと思います。

1998年の夏の話です。

盛岡までジャジャメンを食いにソロツーリングの途中。
コンビニで一服してからふと単車の下を見ると、青緑の液体。
誰かクーラント漏らしたのかいな、って思いつつ、なんでこんなに暑い日に蒸発しないんだろって疑問を感じて下を覗くと、プライマリーから滴る粘性の液体。
しかもプライマリーケース留めてるネジが一本無く加えてケースに擦ったようなあとが。
そう言えば、前に喜多方に行ったときにワインディングでガリガリ言わしてた時に・・・

とりあえず、オイルの残量をチェックして、ジャジャメン諦めて引き返し、花巻のあたりの4号沿いのディーラーに立ち寄りネジだけ付けてもらって家まで無事帰りました。
その後、ネジ増し締めして様子を見てたんだけどまだにじんでる。
滴りはそんなに早くないのでオイル足し足しでも誤魔化せるんだけど、気になるのでプライマリーのカバーをはずすと、見事にクラック発見。
ご愁傷様。インナーが壊れてなかっただけでも不幸中の幸いか。

CCIの社外品に交換して事なきを得たけど、しかしHD純正のプライマリーカバーはバリだらけ。CCIの方が見た目品質よかったような。
壊れたプライマリーはオークションに出したら500円で売れました。
クローズドベルトドライブのカバーにでもするのでしょうか?

たしかに純正の内部のバリはひどかったな・・・。これで指切っちゃったし。
でも今のCCI品の錆具合をみると良いところもあり、悪いところもありです。
と言ってもCCI品もすでに10年選手ですが。
現在は三代目のカバー物色中です。いまんところ一番安いので150ドル台で発見。

ハーレーの配線図

アメブロからの記事引継ぎも一個一個焼き直しているので遅々として進まないのですが、「ハーレーの配線図」という記事が結構アクセス上位に来ています。
リンクしていたイメージもアクセス切れになっており大変申し訳なかったのですが、改めてこちらで再構築。

日本よりも海外のほうが情報量豊富で、検索も”wiring diagram Harley” など、英語で検索すると結構見つけやすいです。
私の場合は1988年のソフテイルなので”wiring diagram Harley 1988“でgoogleのイメージ検索。そこそこ使えそうなものがヒットします。
以下参考例
ファイル名は1987のソフテイルですが、1987, 1988は同じ配線図です。
純正のサービスマニュアルとも、クライマーのサービスマニュアルとも違う表記の仕方で、実際あっているかどうかまで検証していません。

多分社外のマニュアルだと思いますが、雑に撮影。
色付きで地味に便利。クライマーのサービスマニュアルではないと思います。

ソフテイルリアサスのプリロード

※2008/08に投稿した記事の焼き直しです。

ソフテイルのリアショックのプリロードのメカニズムについて考えてみました。
中学の理科の授業で習ったと思いますが、バネの公式は、

F = kx

F … 力
k … バネ定数
x …. 位置

です。

つまりバネを圧縮すれば、その分だけ力がかかります。
それで、硬い、軟らかいが決まります。
実際分解したことは無いのですが、マニュアルとかプログレッシブの車高調リンクの説明書などから、こんな感じだろうなぁ、と言う絵を描いてみました。

「硬くする」では、アジャスタープレートとダンパープレートの距離を広める=バネを縮める=硬くなる。
「軟らかくする」では、アジャスタープレートとダンパープレートの距離を近くする=バネを伸ばす=軟らかくなる。

です。

ダンパープレート(黄)の位置は同じですがショックケース(緑)の位置が左右に動いていますよね?
それでバネが伸びたり縮んだりしているわけです。
わかりますかね?

尚、アジャスタープレートを回す際にはこんな感じの特殊工具をプレートの4つ穴のうちの対角にある二つに引っ掛けてグルグル回します。

終わり

ソフテイル リアの車高ダウン

・・・というわけでサスを「伸ばす」と車体が「下がる」です。

さて、市販のソフテイル用車高短キットを調べてみました。
複数の会社から出ていますが、大きく分けて二種類あるようです。
1.リンクのアイボルトを長いもの(もしくは調整可能なもの)に換装する、もしくは換装済みサス一式。

CCI のカタログです。

Custom Chrome Catalog
2022年度のカタログではエボ後期用しかラインナップありませんでした。
品番は42003008です。
昔は、
エボ初期用 28477
エボ後期用 28478
という品番でした。

V-TWIN

エボ初期型用はここのリンクの54-0163です。

2.サスASSYの内部にスペーサーを噛ませて荷重がかかった状態を作り出す。

モトコムさん独自のキットです。「ローダウンキット」登録商標です。

詳しくは下記リンクから。カスタムパーツのカテゴリにあります。

http://moto-com.biz/lowdown-kit/

キットの写真と換装後の写真が記載されておりイメージし易いと思います。

作業風景をブログで掲載していて参考になります。丁寧な仕事をしています。

それぞれの長所短所ですが、

1の長所・・・ストロークが変わらないので乗り心地がストックと変わらない。
1の短所・・・荷重時の最低地上高がストックよりさらに沈むので設計想定外の緩衝等危険。

2の長所・・・荷重時の最低地上高がストックと変わらないので安全
2の短所・・・ストロークはストックより短くなるのでストックより乗り心地が硬くなる。

下記に図解しましたので参考にしてください。

終わり