例年の恒例行事ですが、雪のシーズンに備えてのタイヤ交換です。
アルファードとリーフ、実家のパッソ3台を一気に始末します。
作業は長男次男に指南、私は監督です。
ジャッキ。3トンあると楽です。
レンチ。上が一発目の緩め用。下がトルクレンチで増し締め+最終確認用です。
その下がタイヤストッパーです。
インパクトレンチ。十字レンチでくるくるっでも良いですが、これで作業性が格段に上がりました。
ジャッキアップ前にナットを軽く緩めていきます。
緩めるときは時計の反対回り。
エスティマは前後ジャッキアップポイントで持ち上げて、前一回、後ろ一回、計2回のみのジャッキアップです。2トンジャッキだとちょっと厳しいですが、3トンあると十分耐えられます。これが3トンジャッキだと楽です、という意味です。
事故防止のためにジャッキアップしないほうの車輪にはタイヤストッパーを嵌めます。
ジャッキアップポイントは矢印のところ。こちらは前。
こちらは後ろ。若干奥まっており、最初車体が上がる前はジャッキアップもやや小刻み気味に。
ポイントは車の説明書にも書いています。
パッソもリーフも真ん中のジャッキアップポイントの記載は説明書にありませんでした。リーフは重たいので前後左右パンタジャッキ用のポイント4箇所真面目に揚げ下げしました。
パッソや軽など軽い車はエンジンと車体と比較的重量バランスがとれる前のポイント一か所で高めに揚げて前後タイヤを同時に浮かし、左一回・右一回の計2回のみで交換できます。
インパクトでナットを緩め、夏タイヤを外し、冬タイヤをはめ、ナットを締める、です。ナットを締める際は一気に締めず、5穴は星型の一筆書きの順、4穴はNの書き順でちょっとずつ締めていきます。
右がトヨタ純正用の平面座ナット、左が一般的な60°テーパー。我が家ではエスティマの夏タイヤのみ平面座です。ちなみにホンダ純正は球面座です。ネジもメーカーで呼び径、ピッチ違いますので交換購入の際はご注意を。純正品はなかなか錆びませんが、安物は1シーズンくらいで錆びてしまいます。安いので消耗品だと思ったほうが良いです。
すべて交換が終わりジャッキダウンしたら、最後は増し締め+確認のため、トルクレンチで締めます。トルクは車メーカーで指定値がありますし、レンチの説明書にもこのメーカーのこのサイズは幾ら、という目安が書いています。
私は覚えるのが面倒でトルクレンチの目盛りのキリで112Nmで設定しています。
ゆっくり締めていき、カクッという抜ける感触・音があれば規定トルクとなります。
昔親父からは目一杯踏んづけて締めろと教わりましたが、最悪ネジが切れてしまいますので正しい作業がお勧め。
昔乗っていたファミリアでナットが固着してしまって全く外れないことがあり、バイトしていたガソリンスタンドのエアインパクトを借りてパワーマックスでネジ切り・・・結構簡単に剪断します。
その時はスタンドでなじみの東機工さんへ走り純正ボルトを購入。裏から圧入されており交換も結構簡単だった記憶があります。
最期はエアチェックして完了です。この後洗車もしましたが割愛。
余談ですが、エスティマの夏タイヤには釘が刺さっていました。
パンク修理は夏タイヤに交換するタイミグでやろうと思います。
使った道具の紹介
3トンジャッキ:評判が良かったので大橋産業のものを買いました。
私の持っているBAL 1338は生産終了。
BAL 1339 という型式が現行モデルのようです。
サイドのパンタジャッキポイント用のアダプタです。
サイドから揚げる場合は必須。無いと鉄板合わせ目が変形します。
流れどめ・タイヤストッパー
レンチ系はオートバックスのお見切り品を買ったので同じものが見つからず。
大橋産業つながりで。こてレンチの方は送料かかりますので、同じところでトルクレンチと併せて買って送料無料にするのが良いと思います。
インパクトレンチはいろいろありますのでお好みで。
ソケットアダプターは送料込みで安かった琉球村さんのものを紹介しておきます。
楽天24や爽快ドラッグなどでも送料別で安く出ていましたので、他の日用品を買うついでに買えば送料浮かせられると思います。
カー用品店でのタイヤ交換サービスが一本1,000円から=一台4,000円くらいなので、車一台もちであれば上の道具揃えるなら4シーズン=2年で償却ですかね。
うちはあと2台やる予定ですので今から揃えたとしても1シーズでペイできます。