CRM250AR モタード化 #01

車高調整はしたものの、まだまだ短足にはきつい足付き。特にオフをバリバリ乗りこなす目的で購入したわけでもなくモタード化に着手です。

CRM250R/ARという車両、世の中に出てからすでに30年経っていますので先達が試行錯誤されて得た流用・改造のナレッジをネット上から拾うことが出来ます。

モタード化にあたっては、
① 専用のキット
② リム・スポーク交換
③ XR250モタード/XR400モタードのホイール流用
④ NSR250/CBR250などから流用

などなどです。
③もポン付け可かと思いきやチェーンラインが違うようで要スペーサー。
ハブの純正品番を比べてみましたが、たしかにドンピシャ一致はないようです。
CRM250でも1型は正立フォーク、以降倒立なので互換性なさそうです。

ModelMY前ハブ後ハブ
CRM250RK1989I44601-MN1-67242601-KAE-000
CRM250RM1991II44601-KAE-87042601-KAE-870
CRM250RP1993III44601-KAE-87042601-KAE-870
CRM250RR1994IV44601-KAE-87042601-KAE-870
CRM250ARV1997 44601-KAE-87042601-KCY-670
CRM250ARW1998 44601-KAE-87042601-KCY-670
XR2503_M2003 44635-KAE-77042635-KCZ-940
XR2505_M_J2005 44635-KAE-77042635-KCZ-940
XR40052005 44635-KAE-77042635-MFB-000
XR40072007 44635-KAE-77042635-MFB-000
XR40082008 44635-KAE-77042635-MFB-000

色々書きましたが、私は①のエキセルの専用品をヤフオクでポチり。
大体相場は前後合計で40,000円くらいですが、確かちょっと安く入手出来た記憶があります。

CRM250AR オイル漏れ補修

オイルタンクの周りがじわっとオイルで滲んでいます。レベルセンサーのところの滲みがひどかったので交換です。あと、この写真では分かりづらいのですが、横に割れ目が入っているので補修します。当然すでに純正部品は廃番になっていますし、オークションでも8,000~12,000くらいと高額になっています。

クラックはハンダゴテで補修。ちょっと温度が高かったか若干焦げています。
オイルレベルセンサーはゴムが劣化していたのでしょう。
純正品番は35410-GM2-014. CRM250, NSR50(~1995?), NS50Fと共通パーツです。
この時点では販売されていたのですが、すでに廃番となっている模様。
NS-1や’97 NSRなどに35410-GF0-014という品番があるのですが長さが違うので流用したとしても早く警告灯がついてしまうのじゃないかと思います。
形状的にゴム部分だけ流用というのもちょっとむずかしいのじゃないでしょうか。

参考:35410-GF0-014

補修完了です。

CRM250AR チャンバー交換

購入時からなのですが純正チャンバーに穴が空いています。ヤフオクの商品説明にもそのように書いていましたので承知の上のものです。
最初はメタルテープを貼ってごまかしていましたが、イマイチ具合が宜しくない。
そこでまたヤフオクサーフィンの日々が始まります。

無限、プロスキル、プロサーキット、RSV、などなどあるのですが、トルクが太いと情報のあったFMF のGnarlyを選定。Webike のサイトではCRM250AR用もあるかのような記載なのですが、評価が低いところを読むと合いませんでした、とのコメント多し。
覚悟しての落札です。

Webike | FMF エフエムエフ GNARLYチャンバー CRM250(020013) | チャンバー 通販

ちなみにFMF US本家のウェブページにはCRM250用の記載が無く、いろいろ探してみると、有限会社マルカワレーシングさんが特別に作成を依頼したもののようです。

FMF ホンダ グナーリー (shikoku.ne.jp)

CRM取り付け画像ページ (shikoku.ne.jp)

取付画像ページのCRM250ですが、ライトの形からするにARではなくRの4型のようです。RとARではフランジボルトのレイアウトが違うので多分正攻法ではつかないでしょう。

まずは純正を外し、落差物と比較。落札物は一回カップワイヤブラシで撫で回して気持ちばかりの錆落としをしています。

案の定合わない、5mmくらいボルトのセンターがずれています。

片方だけ削り長穴にします。

ステイ関連もRとARでは位置が違うのですが、色々ねじったり引っ張ったりで取り付け完了です。

結構各社品薄、ディスコン、高額化で中古も程度が良いのが出てきませんが、プレシャスファクトリーさんが手作業でお値ごろなものを作成しているようです。
10年以上前の記事なので値上がりしているかもしれませんが、24,000円の記述あり。

CRM250AR&RRチャンバー、サイレンサー – Precious Factory (precious-factory.com)

CRM250ARチャンバー – Precious Factory (precious-factory.com)

メッキは+15,000円とのことですが、以下の記事でメッキ屋さんが廃業されており特注以外の取り扱い停止とのことです。

クロームめっき処理について – Precious Factory (precious-factory.com)

CRM250AR シート張替え

かなり小汚かったのでシートを張替えします。

シートはヤフオクで入手。下方にリンク貼り付けておきます。
張替えの手順が丁寧に書かれています。

現状の裏面。

ステープルリムーバーでステープル(ホチキスの針的な金具)を外していきます。

剥がし終えたところ。

とりあえず新旧並べてみます。

間に防水用のビニールを挟み込みベースに被せ・・・

タッカーでバチバチ固定していきます。

ほぼ終了。

余計な部分を切り取り完成。

シートだけは新車の様になりました。ついでにキャリアも取り付けています。

購入先はヤフオクの以下。

ヤフオク! – hinata_yoshimichiさんの出品リスト (yahoo.co.jp)

楽天・Amazon探しましたが、楽天はツートンで探すとCRM250Rの1~2型用のシートはあり、色バラエティも多様にあるのですが、4型&AR用は単色のみ。Amazonはあまり好きではありませんのでリンク貼りません。検索をお願いします。

結局伸ばして引っ張ってなので1~2型用のシートでもなんとかできるかもしれませんが、
「張替えの際に「少しシートカバー小さく無いか」と思われるかもしれませんが、品質を考えた上で車両のシートを忠実に再現して製品を制作いる為となりますのでご了承願います。」(脱字あり)とのことですのでちょっと厳しいかも。

ちなみに米国のサイトからパーツリストの絵をひろって加工してみましたが、上が1~3型、下が4型とAR用です。重ねてみるとわかりますがエラの張り方と全長が違います。

あと、使った工具です。

タッカーが同じものが見つかりませんでしたのでメーカーで揃えました。
あとちょっとで送料無料ラインですので、日用品など買い足して合わせこんでください。

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CRM250AR 車高を下げる

何回かそのまま乗ってみたのですが、本調子でもなく所々でエンストします。
その際そそくさと道路脇に寄せてキックをするのですが、どうも車高が高すぎて短足の私には非常にしんどい。

それで車高ダウンのリンクを購入。30mmと50mmがあるのですが、迷わず50mm.

すでにお値段が変わっています。
上が50mm, 下が30mmです。



リアサスの下のリンクを純正と交換。

並べてみます。車高ダウンのリンクは穴間距離が長くなっています。

みてわかりますかね。穴間距離が長いので余計リンクが沈み込み車高が下がるという設計です。

パッケージにも書いていますが、
「スプリングの調整を4回ほど締め込んでください。
 減衰調整も3、4ノッチほど締め込んでください。
 (取り付けたままですとサスペンションの動きがやわらかくなります。)」

多分サスペンションを取り外して締め込むのが正解なのでしょうが、そういった気力も甲斐性もなく、鉄棒突っ込んで段々のところに充ててハンマーで叩く、を地道に繰り返して締め込みました。

CRM250AR とりあえず舐め回す

2016/10/3に到着です。光栄さんのトラックがまだ去らないうちから現状をチェックです。

タンク内部は錆びていない模様。

シートはご覧のとおり。掠れまくり、タンデムベルトなし。

ハンドルも錆

ライトカウルは凹みあり。ウィンカーステイも曲がり、ウィンカーには傷。
多分左っかわで一回コケてますね。オフロードなので普通といえば普通。

反対から。

リアサス。まあ、こんなもんでしょう。

そんなに滲みもないかな。

スポークは錆びてますね。

本当かどうかはわかりませんが、メーター読みで走行距離12,869kmです。

コケたと思われる左側のグリップもこんなん。

ナメてますが、許容範囲。

ARバルブのところ。

シールは高圧洗浄機で私が剥がしてしまいました。

まあ、直し甲斐がありますね。
このあと2回目のドイツ出張の用事あり、次の春までメンテはお預けになります。

CRM250ARに乗り換え

日本に帰国してからはFLSTはのんびりレストアと冬眠で、もっぱらXL1200Lをメインとしてきたのですが、2015年に手放す決心をしました。仕事が2013年以降システム入れ替えで負荷高原状態が延々続いて先が見えなかった時期でなかなか乗る機会がない、久々に乗る目的がユーザー車検だったりと、ちょっと気軽さがなくなってきたんですよね。
そこで「車検がないけどそこそこパワーのある二輪」で必然的に2スト、とは言いながらレーサーレプリカというガラでもないし、昔セカンドで乗っていたSX125やDT50あたりのオフの乗りやすさが忘れられなかったということでターゲットはオフロードの125ccか250ccの2ストに絞りました。

そんな中で御縁があったのがホンダのCRM250AR. 程度によってはプレミアム価格になっていたりするのですが、ヤフオクで20万円台前半で落札できました。

オークションだとバイクなどの運送は落札者で手配して!というのが多くハードルが高いようにも感じるのですが、やってみると簡単。配送会社は2~3社あるのですがルートによっても値段の高低あり、出品者の地域とウチのパターンで一番安かった光栄運輸に頼みました。どの会社も同じですがルートと日時がだいたい決まっているので、出品者、落札者それぞれ都合を合わせる必要はあります。

エンジンギャラリー

Flicker にバイクエンジンの写真がアップされています。
車両ごと撮影したものをエンジン部分だけ残しきれいにトリミングされています。
最初はハーレーだけだったのですが、ロイヤルエンフィールド、ヴィンセント、ノートンやS&Sなどどんどん追加されているようです。

Motorcycle Engines – The Beauty of Power | Flickr

NO 31: CLASSIC HARLEY DAVIDSON KNUCKLEHEAD MOTORCYCLE ENGINE
No 1: CLASSIC/ICONIC HARLEY DAVIDSON PANHEAD CHOPPER MOTORCYCLE ENGINE
NO 12: CLASSIC HARLEY DAVIDSON SHOVELHEAD ENGINE

XL1200L

2009/6にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

ソフテイルは当面レストアでコツコツ直す腹決めをしたものの、やっぱり二輪には乗りたい。
ここに来てカミサンが私も二輪免許を取って家族みんなで乗りた~い、なんて言い出したので渡りに船。
カミサン用と称して新たにスポーツスターを買うことにしました。
乗り手のことを考えてなるべくノーマルに近くて癖の無いものを物色。

近くのバイク王ダイレクトで走行3500km程度の08年XL1200Lが99.9万円で売りに出ているのを発見。
Gooバイクで相場を調べると100万前後なのでマアマア妥当なところ。
乗り出し100万円で交渉するも結果不調。
同じ数字が3つ並んでいる価格は数字遊びで結構無理な値段で設定しているのでそれ以上は引けないんだとか。

あきらめて別の物件を物色していたところ、同じものが5月末の在庫一掃セールで大幅値引きで85万円で再掲されているのを発見。
バイク王は毎年この時期にこういうセールで大幅値引きするそうな。
結局整備不要・保証なしってのも選べて、追加は名変だけで乗り出し87.7万円となりました。

去年のモデルで3500しか走っていないのであれば、よっぽど問題ないだろうし、HDJの保証も2年残っているので保証なしでも良しと判断しました。

変更はぱっと見、ウィンカーとハンドル、ライザーくらいです。
ハンドル・ライザーは黒ですが、メッキ多用のXL1200Lだったら、メッキじゃないかな、と思うのですが。
ソフテイルをいじり倒しているので、こっちは機能的なところ以外はノーマルで行こうと思います。
私の場合カスタムといいながらどんどん壊して走れないバイクを作っちゃうので、とりあえず走れるものを確保しときたいと思いますので。

乗ってみた感じは、まるで子羊のようなバイクですね。
給排気系はノーマルだし、エンジンはラバーマウントだし。

ガレージに納めてみた感じ。
作業スペースが無い!

ビンテージ臭漂うチャリバイ

2008/10にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

こんなん見つけました。

http://www.ridleymotorcycle.com///Motorbike/index.htm

49ccと70cc

1499ドルからです。
灯火類チョコっと手を加えれば日本の公道でもいけそうですね。
Kikker5150みたいにイージーライダースとかで売りに出さないでしょうか。

2020追記

HPのリンクは切れていないのですが、すでに販売はされていないようです。
RIDELY MOTORCYCLES はCVTのオートマトランスミッション搭載を売りとしたアメリカンタイプのオリジナルバイクを制作しており、wikipediaによると1995年創業で2010年に廃業とのこと。販売していたモデルがAuto-Glideという名前だったのですが、ハーレー社に商標侵害で2007年に提訴され2009年末に敗訴、敗訴の翌日にチャプター7(連邦倒産法第7章)を申請して廃業となったようです。

Facebook上の活動は2016年まであったようです。

Ridley Motorcycles | Facebook