2011/3にアメブロに投降した記事の焼き直しです。
車検に行ったのは3/4でまさか1週後に大震災が来るとは思ってもいませんでした。
いよいよ検査場へ。仙台は二輪専用コースがあります。
最初に他の人の検査状況を見学。
ディーラーのHサイクルさんがハーレーを大量持込み、BMWのディーラーが2台持ち込み、ツーリングモデルにのるオジサマが前に。
検査官が忙しい中Hサイクルさんがオジサマに検査方法を丁寧に説明。
後で来た検査官がHサイクルさんに、「すまないね~」と。Hサイクルさん曰く、「いえいえうちのお客さんですから・・・」なるほど。
その後Hサイクルさんも、モクモクと持ち込んだハーレーを次々にこなしていきます。
その間に、合間を見て係官を呼んで車体チェック依頼。ライト点灯、前ウィンカー左右チェック、ホーン、後ろに回り、ウィンカー左右チェック、尾灯、ブレーキ灯、前ブレーキで、後ろブレーキでチェック。
ネジの緩みチェック、ブレーキ握って漏れチェック、ハンドルロックチェックして、最後にハンドル幅チェック。
ハンドルは前のオーナーが変更していたので、「あ、寸法変わっているね。こっちの検査終わったら隣のラインにならんで測定してね」・・・構造変更です。
次に測定。初めてです、と言ったら検査官の人がやり方を丁寧に教えてくれました。
手前の右下に切れて見えているシャワーの先っちょ見たいのが排ガス測定器。
これは検査官がすっ飛ばしたので要らないのでしょうか?
まずは検査官から絶対やってはいけないことの説明。・・・「コケないでください」、だそうです。
手前に制御盤があり、スピードを後輪でとっているバイク、ライトが2灯のバイクはそれぞれのボタンを押します。
次に真ん中の溝にバイクを移動していきます。
左側に三つ縦に並んでいるのがフットスイッチで指示に従いON・OFFします。
まずは真ん中の二つのローラーの間に前輪を載せ、ブレーキチェック。
(スピードを前輪で取っているバイクはここでメーター精度も測定します。)
前ブレーキだけの測定ですが、後輪ブレーキも同時に効かせます。
効かせないとバイクが前に押し出されてしまいますのでご注意。難なく○の表示あり。
次にバイクを前に移動し、後輪をローラーの間に入れます。
ブレーキチェックは同様。これも○。
次はスピード。ローラーが後輪を回します。メーター表示が40kmになったらフットスイッチを踏みます。
40kmになるまで結構時間があります。
(別のネットの情報では13秒。言い換えればメーターが狂っていても13秒で離せばOKか?)
これも○。
次に光軸。バイクを前進させ、左にある鏡を見ながら足元の白線とライトが同一線上になるように停めます。
そこでフットスイッチON。
溝の中の両側から治具が出てきてタイヤが挟まれます。
その後に測定器が横から出てきて光軸測定。
予備検で光軸調整してきててもNGだったという情報もあり、ちょっとドキドキ。
結果○。
ちなみにバイク屋さんがやるのを見ていましたが、前ハンドルに体重かけたり、後部座席に乗ったり、微妙に左右にずらしたり、合格のためのテクはあるようです。
これで検査はOKです。検査票を印字機に挿入し検査結果を印字。
構造変更がなければこれで終わり。
あっと言う間でした。
次は構造変更のための検査です。