1936 EL OHV V-TWIN
ハーレー・ダビッドソンと言われて誰もがイメージするのが、このELのスタイルだろう。
原文を直訳すると「ELはハーレーのアイコン(聖像)である」ですが、向こうの文化知らないとナンノコッチャなので思いっきり意訳しました。
低くデザインされたフレーム、流れるようなフェンダーのデザイン、涙型のタンク、そしてこのバイクの心臓、61cui (1000cc) のナックルヘッドエンジン、などなどクラシックバイクたる要素がふんだんに盛り込まれている。このOHV 空冷V-TWINエンジンは、以降ハーレー・ダビッドソンのスタンダードとなっている。
ナックルヘッドの開発にはかなりの費用がかかり、一時この開発プロジェクトを止めようという話もあった。
結局は市場にリリースされたが、(それほど利益が出ない、もしくは赤字のため?)ディーラーには積極的に売らないように通知があった。
HD社の気持ちとは裏腹に市場の受けは上々で、2年のうちに生産は倍増してしまった。
初めてお目見えした「フライング・ホイール」のタンクロゴ。
色違いのタンク