せっかくミルウォーキーまで行ったのでカンパニーの本社も行ってきました。
とはいってもビルの中までは入っていません。
外回りをうろうろです。
特に守衛がいて訪問者をチェックしているわけではなかったので堂々と駐車場に車を停め、外から撮影してきました。
ただ撮影している最中にセキュリティーカーが登場。
私を不審者と思い出てきたのではなく、定時巡回のようです。
結構閑散として、それほど人の出入りが激しいという訳でもなさそうです。
ハーレーに乗って23年経ちました
せっかくミルウォーキーまで行ったのでカンパニーの本社も行ってきました。
とはいってもビルの中までは入っていません。
外回りをうろうろです。
特に守衛がいて訪問者をチェックしているわけではなかったので堂々と駐車場に車を停め、外から撮影してきました。
ただ撮影している最中にセキュリティーカーが登場。
私を不審者と思い出てきたのではなく、定時巡回のようです。
結構閑散として、それほど人の出入りが激しいという訳でもなさそうです。
工場にも足をのばしました。
位置関係で言うと右下のMのアイコンが博物館。ミルウォーキーの町中です。
真ん中の工場マークが本社。
左上がWAUWATOSAの工場です。だいたい40分くらいだったでしょうか。
この工場ではパワートレイン(エンジン回り)を作っています。
行って気がついたのですが、工場見学時間は平日の午後2時まで。
なので中は見られませんでした。
博物館は午後6時までなので(木曜は午後8時)、博物館とダブルヘッダで満喫したい場合は二日に分けるか先に工場に行ってから博物館と言うスケジュールを組んだ方が良いと思います。
※但し、2010/3月時点では、稼働状況を考慮して工場見学は当面お断りしている、との事です。
エントランスを正面から
工場見学客への但し書き:
・子供は12歳以上、親の同伴が必要。
・ローヒールもしくは踵無しの靴が必須。
・安全眼鏡を渡すのでツアー中は装着のこと
・カメラ撮影は一切禁止
日本だとヘルメットとか帽子とかを渡されるのですが、アメリカはなぜかそちらは不要で、安全眼鏡は絶対と言われます。
別の但し書き:
・バックなどの持ち込み禁止
・金属探知機のチェックがあります
・18歳以上の人は政府発行の写真付き身分証明の提示と記帳が要求されます
・訪問者は常に監視されています
カンパニーは退役軍人とその家族に対して常に敬意を払っています。
バイク用駐輪場の看板。
-展示物じゃないので勝手に人のバイクにまたがらないでね-
これも駐輪場の看板
-ハーレーとビューエル推奨-
-これより先は禁煙-
終業に近い時間だったのでワーカーの方と何名かすれ違ったのですが、「ハーイ」と気さくな感じでした。
以上をもって博物館は終わりです。(若干番外はあります)
いやいや、結局1年以上、100回を超えたシリーズになっちゃいました。
翻訳も急いで適当にやったところもあるので追々見直していきます。
帰りしなに改めて外回りを撮影してきました。
博物館は運河のほとりに建てられています。
運河側から建物を見たところ。
クリスマスの装飾も着々と進んでいます。(これは2008年の、ですが)
奥に見えるのはレストランです。
駐車場を後にして・・・バイバイ。
お父さんが興奮している間に子供が退屈しないように、クイズラリーが準備されています。
入り口前でエントリーして、キッズキットを貰います。(これは後で返却)
こんな感じで2階のどこそこにある茶色いバイクの名前はな~に?みたいなクイズに答えていきます。
10-20問くらいに答えてクロスワードのように文字を繋げていくと、正解が出てきます。
正解すると出口でこのようなパラパラが貰えます。
次男はV-RODバージョンを貰いました。
これはリアサスの連続荷重耐久試験だと思われます。
これで負荷を長サイクルかけて耐久スペックをパスするかどうかの確認をするわけです。
スロットルの開閉試験の模擬実演です。
インジェクションの奥の方を赤くしているという事はエンジン稼働しながらの試験なのでしょうか。
回数にもよりますが、結構タフな試験かもしれません。
ソフテイルフレーム溶接の模擬実演です。
実際の工場でフレームとスイングアームを1台で掛け持ちしているかは疑問です。
この辺も展示プレート撮っておけば少しは展示目的語れたのかもしれませんが、残念ながら撮っておらず。
ロッカーの走行試験車です。
いろいろデータをとって後部のボックスにためるようですが・・・
仕様書とモックサンプル。
ミッションケースは左は光造形かと思われます。
ミッション
以前紹介したV-RODのクレイモデルの開発風景。
徐々に姿が決まっていくのがわかります。
ロッカーカバーのメッキ行程。
たぶんメッキは3工程で下のみっつはポリッシュとかでしょうか。
ロッカーのプロト品です。
前半分は既存品の流用、フレームの後ろ半分とスイングアーム、フェンダーが試作部分です。
設計のマーク・フィッシャーの説明によると、
「225か250幅とか、結局10個くらいハードプロトを作ったんだ。
その結果この構造でも耐久性を持たす事ができたんだ」
ビューエル XB のプロトタイプです。
“RUNNING” と銘打っていますので実走可能なプロトタイプです。
ハーレーから投げ捨てられてしまったビューエルですが、
『「こんなバイクを作ろうぜ」という発想では始まらない、「この顧客は何を感じたいんだ」と言う長い思索の結果、ようやくどうやって我々が達成できるかが見えてくるんだ』
ビューエルの設計思想はHDJにカタログ請求をするともらえるペガサスの翼という漫画を読むと良くわかります。