XL1200L

2009/6にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

ソフテイルは当面レストアでコツコツ直す腹決めをしたものの、やっぱり二輪には乗りたい。
ここに来てカミサンが私も二輪免許を取って家族みんなで乗りた~い、なんて言い出したので渡りに船。
カミサン用と称して新たにスポーツスターを買うことにしました。
乗り手のことを考えてなるべくノーマルに近くて癖の無いものを物色。

近くのバイク王ダイレクトで走行3500km程度の08年XL1200Lが99.9万円で売りに出ているのを発見。
Gooバイクで相場を調べると100万前後なのでマアマア妥当なところ。
乗り出し100万円で交渉するも結果不調。
同じ数字が3つ並んでいる価格は数字遊びで結構無理な値段で設定しているのでそれ以上は引けないんだとか。

あきらめて別の物件を物色していたところ、同じものが5月末の在庫一掃セールで大幅値引きで85万円で再掲されているのを発見。
バイク王は毎年この時期にこういうセールで大幅値引きするそうな。
結局整備不要・保証なしってのも選べて、追加は名変だけで乗り出し87.7万円となりました。

去年のモデルで3500しか走っていないのであれば、よっぽど問題ないだろうし、HDJの保証も2年残っているので保証なしでも良しと判断しました。

変更はぱっと見、ウィンカーとハンドル、ライザーくらいです。
ハンドル・ライザーは黒ですが、メッキ多用のXL1200Lだったら、メッキじゃないかな、と思うのですが。
ソフテイルをいじり倒しているので、こっちは機能的なところ以外はノーマルで行こうと思います。
私の場合カスタムといいながらどんどん壊して走れないバイクを作っちゃうので、とりあえず走れるものを確保しときたいと思いますので。

乗ってみた感じは、まるで子羊のようなバイクですね。
給排気系はノーマルだし、エンジンはラバーマウントだし。

ガレージに納めてみた感じ。
作業スペースが無い!

ハーレーの配線図

アメブロからの記事引継ぎも一個一個焼き直しているので遅々として進まないのですが、「ハーレーの配線図」という記事が結構アクセス上位に来ています。
リンクしていたイメージもアクセス切れになっており大変申し訳なかったのですが、改めてこちらで再構築。

日本よりも海外のほうが情報量豊富で、検索も”wiring diagram Harley” など、英語で検索すると結構見つけやすいです。
私の場合は1988年のソフテイルなので”wiring diagram Harley 1988“でgoogleのイメージ検索。そこそこ使えそうなものがヒットします。
以下参考例
ファイル名は1987のソフテイルですが、1987, 1988は同じ配線図です。
純正のサービスマニュアルとも、クライマーのサービスマニュアルとも違う表記の仕方で、実際あっているかどうかまで検証していません。

多分社外のマニュアルだと思いますが、雑に撮影。
色付きで地味に便利。クライマーのサービスマニュアルではないと思います。

エボソフテイル前期型の苦悩

※2008/09にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

88年式のソフテイルに乗っていますが、エボリューションのソフテイルモデルの中ではざっくり分けて前期タイプの分類に入ります。

前期型の発売期間が84-88の5年間
89は移行モデルでそれぞれの特徴をMIX
後期型は90-99年の10年間です。

表題の前期型の苦悩とは、ズバリ、「パーツが少ない」です。
そりゃ後期方の半分の期間しか流通していなかったですし、年式が古いほど廃車が進んで玉数が減っていますから。
アフターでも売れないパーツは開発しません。
まさにビラーゴに乗っていてスティードのパーツの多さに憧れていた、あの頃のほっぺの赤かった自分と重なります。
とは言いながらスティードを買ったかというと「水冷」ってだけでオプション外でした。

さて、どこが違うかと言うと・・・

ミッションが違う
スターターが違う
プライマリーが違う
クラッチが違う
リアサスが違う
インマニが違う
ヘッドが違う

・・・・

リアサスは既に語り(騙り?)ましたので、今週はパート毎にどうコマッチャウかつらつらと書いていきます。

Meadow Brook Concours d’Elegance 17 1948 パンヘッド

根強い人気のある48パンです。

リジッドのフレームにスプリンガーフォークのパンヘッドはこの初年度式しかありません。
大昔ガススタでバイトしていた時、たまにホワイトの48パンが給油しに来て、それはもう穴が開くほど眺めたものです。
写真のサイドカーはゴールディングロケット社(Goulding Rocket Company) のものだそうです。
この会社自体はオーストラリアはメルボルンでの設立だそうですが、サイドカーはミシガンはサギノー市で作られています。

Meadow Brook Concours d’Elegance 14 1938 ハーレーダビッドソン ポリススペシャル

ハーレーダビッドソン 1938年のポリススペシャルです。
エンジンはサイドバルブ

最初のオーナーはハリウッドのスタントマン。
でもバイクの納車前に大怪我をして一回も乗ることが出来なかったそうです。
1939年から1946年までロス市警に展示・撮影用として貸し出されていました。
次のオーナーは1950年までほぼ毎日乗っていましたが、その後は43年間倉庫に寝かせていたそうです。
1993年に完全レストアされ、デイトナの美術館に飾られています。

Meadow Brook Concours d’Elegance 13 1928 ハーレーダビッドソン JD

1928 Harley Davidson JD

以下会場の説明:

以前のモデルよりも3インチ低く設置されたサドル、ワイドしかし小径のタイヤは逞しい外観を彷彿とさせる。
タンクは涙型の形状。
まだリアサスペンションが付いていない構造だが、フロントのスプリンガー、サドルの絶妙な曲線は乗り手を虜にしたし、6段階で車高を調整できた。
シフトレバーはタンクに沿ってレイアウトされ、旧前のモデルよりかなり便利になった。

この74cui=1200ccVツインエンジンは1922年に初めて採用され一回のマイナーチェンジのみで1928年まで使用された。

アルミスラッグから鉄合金ピストンへの変更、グリスのメンテをしやすいようにエンジンやギアボックスに16箇所のアルマイト製のフィッティングが追加された。

だそうです。

<<<続く>>>

 

Meadow Brook Concours d’Elegance 12 1917 ハーレーダビッドソン モデルF

1917 Harley-Davidson Model F

オーナーさんです。

総生産数900台、当時の売価310ドル、サイドカーは80ドルのオプションだそうです。
オーナーさんは1961年、彼が17歳の時にこれに初めて乗ったとの事。
前のオーナーはボルト・ナット・ベアリングの一個に至るまで分解して1971年に現オーナーに譲渡。
現オーナーは彼が集中できるように子供が大きくなるまで2001年までレストアを我慢していたそうです。
組み立てを完璧にするためにいろいろなリサーチが必要でした。
レストア後は5~600キロ程度しか走っていません。

Meadow Brook Concours d’Elegance 02 – Great American Chopper –

ミシガンはトロイにあるグレートアメリカンチョッパーからの出品です。
S&Sショベルのストレッチ。
あんましこういうカスタムは好みじゃないんですが・・・けっこう綺麗にまとまっています。

RSD、右側のファイナルドライブです。

BDLのオープン、セルつき。

約400万円。こんなもんでしょうな。

電気系は中通し。アクセル、クラッチも整頓されています。

左右タンクのつなぎ。

こういう見えないところもやっとくのがお洒落なんでしょうか。

キャブはS&Sのショーティ。

こっちはTC。

ワンオフマフラー仮留め中。

こっちにサンダーやら、溶接やら。
ワンオフ製作実演でもするんでしょうか・・・て待っているわけにもいかず後にしました。

セブン。愚息いわく「ちっちゃいねぇ」


カマロっす。

続く

エデルブロックパフォーマーヘッド 購入編

下記2008年6月に投稿した記事の焼き直しです。


最初にエデルブロックの事を知ったのもかれこれ7・8年前、雑誌のフロー特集記事でです。
流量改善でのパワーアップアイテム。S&Sでも出していますし、いわゆる純正ヘッドのポート研磨でも似たような効果は出ると思います。
あまり日本では無いのかも知れませんが、アメリカの雑誌等には純正ヘッドの研磨サービスの広告も載っており、500ドルくらいからの値段だったかと記憶しています。

さて、エデルブロックとは・・・下記リンク参考にしてください。

http://www.edelbrock.com/motorcycle/

ヘッドだけのものから、カム・プッシュロッド・ピストンセットなどいろいろあります。
※2017年更新・・・2013年にエデルブロックはハーレー部門から撤退。上記リンクもリンク切れです。

ヘッドでもボアアップ用、ハイコンプ用など数種オプションがありますが、見た目重視、スピードもそんなに出さなくなった私の自己満足用では一番お値ごろな#1602を選択。
日本での販売価格は大体14-17万円、なかなか簡単に手に入るものじゃなかったのですが、これまた ebay で送料込みで780ドル。
買う気はあったのですが、すぐじゃなくてもいいや、と、しばらくウォッチリストに入れていたのですがあるとき出品取り消しになりかなり焦りました。
他で探せど1200ドルとか。

数日待ったら再出品されていましたが何故か800ドル。
20ドルの差がなんだかわかりませんが、とりあえず早速落札。
しかし入金後待てど暮らせどものは届かず。ついに詐欺にひっかかってしまったか???と不安に思った一ヶ月目にようやく現物が届きました。

開けてみる

スチロールも開けてみる。ヘッド現る。

輝くエデルブロックのロゴ。
下にはパフォーマーの刻印。

真下。

下が吸気バルブ、上が排気バルブ。穴はマフラー取り付け。

吸気側

後で説明しますが、インテークマニホールドも専用を購入しなければいけないことがわかり、急遽発注。

この形状は!!!

マニホはキャブに合わせて2種類あります。(厳密に言うともっと)
私の買ったのが Spigot タイプでキャブ側はただの丸。
もうひとつはフランジタイプでネジ留め形状があります。

エボスプリンガー用ブレーキ/ブレンボ購入トラブル編

※2008/07投稿記事の焼き直しです。

ebay でローター、キャリパー、ブラケットのセットを476ドルで落札。

定価で買うと1000ドル以上、アサヒリサーチだと15万円くらいで出てましたかね。今回の買い物が如何にお買い得か。
なぜ破格かと言うとCCIの在庫一斉セールだからだそうです。

※2017/02追記
このキットを日本で販売していたアサヒリサーチさんですが、2016/08のアナウンスでハーレー部品の取り扱いを終了し、ドラレコの販売に力を入れるとのことです。
http://www.arc-harley.com/
http://arc-harley.ocnk.net/news#112

話は2008年に戻します・・・

届きました!!!
でもなんかおかしい

写真左上の箱が怪しい。ブラケット・・・スプリンガー用ってこんなに小さいかいな・・・

開けてみました。絶対にチガウ・・・

QTMIのウェブで確認(現在リンク切れ)http://www.qtmi.com/frontbrakes.html

312-2001ってワイグラの12.6インチローター用じゃないっスか。

しかも梱包箱にもCCIキット番号はっきりと621334(ワイグラ用)とラベルされているのを手書きで344(スプリンガー用)に修正している。
これはCCIの中に確信犯いますね。棚卸しの差異を無理くり修正した奴。

早速出品者の Scooters Performance (http://www.scootersperformance.com/ ) に返品交換の申し入れ。

評価を見ると先方もまともな会社のようですが・・・
いろいろ話をしましたがCCIはこういったミスが多い、うんたらかんたらと苦労話を・・・。
ま、でも私に売ったのはアナタですから。知らん。

対応・レスポンスは良いんですが、結局問題の解決のオプションは、

①返品

②定価290ドルのブラケットを特別割引価格145ドルの追金で購入

145ドルの追金でも、北米での定価に比べればまだまだ安く、釈然としないながらもオプション②を選択。

・・・ほんでブラケット遅ればせながら到着しました。

裏面(タイヤ側)

表面(外側)

キャリパーをあわせてみました。

良いですね、カッコいいですね。

早いとこ付けてみたいです。

蛇足ですが、ブラケット追加オーダーの際にリア用でキャリパーをもう一個買いました。250ドルなり。

リアはミスミのブラケットをつける予定です。