画像リンクの不具合で過去記事を再構築中ですが、当時の記事「あとちょっとで回収できそう」と書いてあったので改めてどうなっているかを確認してみました。
7年前の春に新築した時に太陽光発電を設置。
太陽光は儲からないぞ!自己満足と言う声も聞こえてきますが、気になったので収支がどうなっているか調べてみました。
家の見積もり明細を見ると太陽光はシャープ製の6.4kwhで2,919,000円。
当時は消費税5%だったはずなので税込み3,064,950円。
うろ覚えですが、設備設置の助成金が700,000円
なので初期投資は差し引き2,364,950円
さて発電でどれだけ稼いでくれたか・・・ですが、太陽光で発電した電気は売る分と自分で使う分と2つの使いみちがあり、
①どれだけ電力会社に売ったか
②どれだけ電力会社から買わずに自給自足できたか
の2つでそれぞれ収支が違うので分けて計算したいと思います。
ここまでが1年前の投稿内容。今現在での実績に置き換えてみます。
コントローラーで積算電力量をチェック
2017/7/29現在、
A.発電電力量 58,726KWh
B.売り電力量 38,531KWh
① 「どれだけ電力会社に売ったか」の発電量 = B = 38,531
② 「どれだけ電力会社から買わずに自給自足できたか」の発電量 = A-B = 20,195
です。
① 売電の単価はは私の契約時は48円/KWhでしたので、38,531 x 48 = 1,849,488 円 (1年前より+20.3万円)
※実際はFIT制度適用が2009/11からなので、それ以前の半年分は購入価格と同じ売価だったのですが、切り分けられるデータが無かったのでざっくりです。
② 「どれだけ電力会社から買わずに自給自足できたか」の単価はいくらか?ですが、私は東北電力と「時間帯別電灯B(やりくりナイト10)」の契約をしています。
時間帯別、使用量別(節電を促すため使えば使うほど単価アップするシステムです)で単価が違うのでややこしいのですが、昼間の使用量明細を見てみると季節によって違うのでしょうが、だいたい200KWh以内には収まっているようですので、32.15円とします。多分震災前後やその年によって単価は違うと思いますがざっくりやります。
(A-B) x 32.15 = 20,195 x 32.15 = 649,269円 (1年前よりざっくり+7.8万円)
※東北電力では(ようやく)4月からWebサービス「よりそうeねっと」を始めており、こういったデータも調べ易くなりました。
整理すると、
①どれだけ売電したか 1,849,488円
②どれだけ買電せずに発電でまかなえたか 649,269円
合計 2,498,757円
初期投資が2,364,950円でしたので、8年目にしてようやく回収完了!!!
あと2年は年28万円くらいの収益となりそうです。
あと2年と言うのはFIT制度で決まった48円/KWhの単価は10年契約ですので、2019/12月からは売電額が減る見込みです。
価格は決まっていないようですがネットで調べると11円位とのこと。大幅ダウンとなります。
売電額は減なので単純計算で年4.6万円、買電額は変わらないので抑制額年7.8万円として年12.4万円でしょうか。
多分FIT制度がなかったら回収も出来ず、巷で言われている自己満足で終わっていたかも知れません。
・・・おっと、ここで一つ心配事。これって確定申告の対象では?と不安になりましたが、ココを参考に計算してみると20万円は超えていないのでセーフでした。(向こう2年も、その後も) 減価償却の考え方が味噌ですね。