ハーレーダビッドソンミュージアム #034

1947 MODEL G SERVI-CAR POLICE SIDE-VALVE V-TWIN

別の展示品のところでも書きましたが、サイドバルブは官の信頼が高く、公用車としては長期に渡って採用され続けていました。
2010年北米モデルにもトライクが登場していますが、歴史は古いですね。
このポリス仕様の特徴はデュアルのヘッドライト。
通信機にノイズが入らないようにプラグコードはシールドされているものを使っているとの事。

これで二階の真ん中ブース全車種の紹介の終わりです。
二階の床面積でこれでようやく1/3。
なので博物館の紹介はまだまだ続きます。
今しばらくお付き合いをお願いします。

ハーレーダビッドソンミュージアム #033

1947 EL OHV V-TWIN

大戦も終了し大衆向け車の生産に注力できるようになり、1945-1948年の間の生産は最低でも4000台/年まで増加した。
この戦後の経済成長に対応するためウィスコンシンに工場を建設した。
1942年からほとんど変更がなかったが1947年モデルになって初めてマイナーチェンジと呼べる変更が入った。

ステアリングヘッドのベアリングの改善。
メーターダッシュのラバーマウント化。
スプリンガーへのショックアブゾーバーの追加等等。

・・・以上が展示プレートの意訳ですが、この次の年にパンヘッドが登場しますので、これが最終ナックルと言うことになりますね。

 

ハーレーダビッドソンミュージアム #032

1946 WR

すんません。これは展示プレート撮り忘れ。

見るからにサイドバルブのレーサー仕様ですね。ドッグボーンライザー付きは見てきた中ではこれが初めてではないでしょうか。

ハーレーダビッドソンミュージアム #030

1942 XA OPPOSED TWIN

私もここに来るまで存在を知らなかったのですが、水平対抗エンジンのハーレー。

展示プレートによると、二次大戦時に砂漠戦用に政府から発注されたもののようです。
ドイツ軍は既にBMWの砂漠戦仕様を北アフリカ戦線に投入しており、対抗の開発が必要だった。
エンジンは放熱性に優れる水平対抗。
オイルの潤滑はウェットサンプ。
二次ドライブはチェーンでもベルトでもなく、砂塵に強いようシャフトドライブ。
シャフトの回転モーメントによる偏りも対策済み。

・・・これってBMWのパクリじゃぁ・・・

ハーレーダビッドソンミュージアム #029

1941 FL WITH 41M PACKAGE TRUCK OHV V-TWIN

サイドカーならぬサイド荷台付のナックルです。
この荷台オプションはデリバリーサービス向けに1915-1957年の間に製造されていました。
写真のような”SPEEDY DELIVERY”のプレートはオーナーが独自に取り付けたものです。

ハーレーダビッドソンミュージアム #028

1940 EL OHV V-TWIN

ナックルヘッドの登場はこれに先んじて1936年なのですが、当ブログではこのモデルにて初登場となります。
“EL” ですので61ci(約1000cc)のエンジンですね。

展示プレート意訳:

この1940 ELには内機・外装ともに沢山の変更点がある。
まず、キャブレターマニホールドが大きくなり、シリンダーインテークの開口部が、このナックルヘッドエンジンをよりパワフルにしている。
スタイリングのディテールでは、ガスタンクのメタルエンブレム、優美なツールボックス、丸いエアクリーナー、クランクケース上のリブ、D形状のフロアーボードなどの変更が見られる。

ハーレーダビッドソンミュージアム #027

1939 ULH SIDE-VALVE V-TWIN

以下原文訳

大恐慌中はHD社はリサーチや開発に投資をする余裕がほとんど無かった。
その結果、この時期の変更点は外観だけのマイナーなものだけになっている。
このバイクの注目点はスタイルのディテールにある。
この前のモデルのULH スポーツはツートンの塗装のみだったが、このモデルには塗装の境目にセパレートラインを描いている。
その他の変更点はキャッツアイのダッシュパネルとフェンダー上のステンレスのストライプなど。

ハーレーダビッドソンミュージアム #026

1938 WLD SIDE-VALVE V-TWIN

1930年代は、HD社はWLDのようなサイドバルブフラットヘッドモデルの安定した販売に信頼を置きつつ、OHVのナックルヘッドエンジンを徐々に市場展開し始めた。
移行のさなか、ELに採用されたような丸型タンクや流線型のパネルなどがWLDにも流用された。

ハーレーダビッドソンミュージアム #025

1937 UH SIDE-VALVE V-TWIN

長引く大恐慌の中でもUHはフラットヘッドパワーと言う旧タイプでありながら堅調に売れるモデルとして残っていた。
新機種のナックルヘッド、ELの売り上げも回復しつつあり、UHの見た目のほとんど、特にダブルループフレームなどELに酷似しているのが、その理由だろうか。
1937年モデルには初めてHD社の労働組合の標章が記載されている。
労働者はフォーラムで彼らの意見を正式に述べる事が出来るようになったし、時給10セントの増額、一週間の有給休暇の権利を得ることが出来た。
組合との関係はHD社の成功に寄与するほどのパートナーシップまで発展した。

ハーレーダビッドソンミュージアム #024

1936 VLH SIDE-VALVE V-TWIN

以下展示プレート原文訳です。

VLHなどのフラットヘッドモデルも1930年代まで継続して生産されていた。
主に、例えば白バイなど商用社としての需要が充分あったためだ。
HD社の競合、インディアン社も同様にフラットヘッドタイプのエンジンを重視していた。