※2008/9にアメブロに投降した記事の焼き直しです。
お次はクラッチです。
正直ハーレーの(特に私の)クラッチの重さは尋常じゃありません。
引き回しなぞもいろいろヤリクリしてみましたが改善と言うレベルには至らず。
そんな時朗報が舞い込んできます。
藤田商会さんのMRCクラッチ:
写真自体はMRCじゃ無いんですが、実際純正部品と見た目はほとんど変わらず、左にあるプレートについている三つの半月の溝の深さ方向のカーブが違うだけです。
その溝の中にタマタマが図のように入っていて、奥のプレート(Inner ramp) は回転方向は固定、手前のプレート(Outer ramp)はクラッチケーブルの引きに合わせて1/4回転ほど動きます。
タマタマは収まりの良い溝の一番深い所にいるのですが、アウターランプが引っ張られることにより、溝の中を転がります。
転がって溝の浅いところに来るのですが、そこでインナーランプを押し出します。
インナーランプの動作はクラッチのプッシュロッドと連動しますので、これでクラッチが切れる、繋がるを操作するわけです。
MRCはこの溝のカーブを微妙に握力に優しくなるように変更した部品です。
通常人間の手は遠いところよりも近いところで力が出やすいので、そのあたりでカーブを急にして大きく動作するようにしているわけです。
ところでMRCクラッチはエボ前期型にも使用できます。
何が苦悩かって言うともう一つのクラッチ軽減アイテムのアレです。
長くなりましたのでアレについては明日。
今現在MRCさんの製品がぱっと見つけられないのですが、キジマでも類似品を出しています。