ハーレー購入後初のマフラー交換です。
一番初めにハーレーに惚れたのがGOGGLE誌に載っていた名古屋のカスタムショップK&Sスタージスのパンカスタム。
たぶん15年位前の掲載でしょうね。
リジットフレーム、緑の外装、スプリンガーにアップスィープのフィッシュテール。
今持っている方向性のきっかけはここにあるのかもしれません。
写真は雑誌から切り抜き学生時代は借家の、会社に入ってからも寮の壁に画鋲で貼り付けていたんですが・・・退寮の時ですかね、どこかに行ってしまいました。
※K&Sさん昔はHP持っていらしたのですが最近はなくなってしまいましたね。
当時持っていたビラーゴ250をそれに近づけようといろいろしましたが、結局骨格の違いはどうしようも無いんですよね。
さて、余談はさておき、最初から付いているのもアップスィープではあるんですが、末端がフィッシュじゃなくてフレアーなんでぜんぜん古い感じがしないんですよね。
※2017年現在でみると、コレはコレでレトロに見えるのですけど。なにせ古い感覚がしないと思っていたのが1997年なんで・・・
それでフィッシュテールのマフラーを探してみるんですがドンピシャがぜんぜん無い。悉くかっこ悪い。
リジットフレームとシーシーバーのラインにマッチした絶妙な跳ね上がり方・・・
そもそも私の土台がエボな訳でじゃあパンを買えよと言われても、飛んでもポケットはチャリチャリ言いません。
で、そこに拘らずにいろいろ雑誌・カタログ・広告眺めました。
結局ホットドックのサイドワインダーに決めました。
ぜんぜん最初に欲しかったのと違うし、方向性も違うんですが惚れちゃったものはしょうがないでしょ。
だって後ろのエキパイが前にグーッと来て、カムカバーのラインにあわせてグビビと曲がって、サイレンサーがツーンと少しだけ跳ね上がって、エンドはスーパートラップでっせ。(なんのこっちゃ)
とりあえずリンク貼っときます。http://www.hot-dock.co.jp/title1.htm
しかし今気が付きましたが18万円になってるんですね。
当時は14万くらいじゃなかったかな。
高い買い物ですがその頃は独身貴族のハーレー馬鹿で彼女無し。
ボーナス一括で払いました。
さて、ダラダラと書いてしまいましたが写真。
きもーちビンテージ風に見せるためバンテージを巻きます。
「見た目」目的ですが、「触ってしまったときに熱くない」というオマケが付いてきました。
断熱することで排熱の温度低下を避けて、流体粘性を下げることによる排気効率保持、見たいなウンチクもあるようですが、この辺は眉唾というかオマジナイ程度でしか信じていません。
あと、マフラーがきれいに焼けないとか、材質に寄っては錆びやすい(雨の日水吸っちゃうんで)そういったデメリットもあります。
実はフロアボード仕様のFLSTにはFXST用は付きません。干渉します。
FLST用にカムカバーの後ろで曲がっているのもあるのですが、このカーブが良いので敢えてFXST用です。
そのためフロアボードを一旦はずし、サンダーでゴリゴリ削って現物合わせで組めるようにしていきます。
当時はブログなんてのも無く、それを意識した写真をあんまり撮っていませんでした。
とりあえずこの後難なく完成です。
バンテージから思いのほか煙が沢山出てきてビビりましたが、ある程度吐き出したら治まりました。
ちなみに宮城県は側方排気では車検が通らず、このスーパートラップタイプは側方排気扱いでNGです。
ディスクをすべて外し、オープンエンドのみを取り付け、気持ち消音材となるものを突っ込んでおくと車検通ります。