XL1200L サイドカバークリップ

サイドカバーのクリップがゆるくが走行中カパカパするので煩わしかったのですが、どうも初期設計に不具合があったらしく、対策品が出ているという情報を入手。
早速交換です。

純正品番は、

70416-04D
70417-04C

です。
これが対策前の取り付けです。フレーム側にあるクリップでカバーを直接挟んでいます。

左が対策前、スリット部分で上の写真のようにカバーの鉄板部分を挟む構造。
右が対策品。スリット部分が別部品になっており、カバーの鉄板を挟んだあとにネジ締め固定。対策部品同士でクリッピングする構造です。

前後とも対策品に変えて取り付けたところ。かなり具合良いです。着脱も容易。
変えて正解です。

XL1200L ミスミブレーキレバー(失敗編)

スポのミスミクラッチレバーへの交換は、

XL1200L ミスミクラッチレバー – 直しているつもりだけど壊しているのかもしれない (rustymotor.net)

で紹介しましたが、左右別のレバーもなんなんで、と言うことで、ブレーキ側もミスミのレバーをヤフオクで落札。
上がミスミ、下が純正です。

で、取り付けてみましたが、ン?緩過ぎ・・・何故?
よく見ると軸径が違うじゃないですか、何で?何で?

ミスミのウェブカタログ http://www.misumi-eg.com/page/top.html を見るとMSWタイプは確かに、『’04~のスポーツスターは除く』と書いてあるけど、他のタイプには『ハーレー全車のストックマスター用』って書いているじゃん。
とは言いながら合わないのは事実。

いろいろ調べてみるとスポは04以降のモデルチェンジでブレーキメーカーがニッシンに変わっているとの事。
ニッシンさんの好きな径になった気配が。
04以降スポは色々と特殊なようです。
ソフテイルもMCA介してGSXのラジポン付けているので、こっちで使うわけにも行かないし・・・

・・・で、無い知恵絞って考えました。軸にカラー入れりゃ、何とかなるんじゃない?
多分各メーカー完全にバラバラの寸法にしているわけではなく、ある程度規格っつうもんがあるでしょう。あるはず。

レバーの内径、軸径計って、ぴったりなものを見つけました。


「アントライオン社ビレットレバー(03022)をHONDA車で使用の際に必要。」だそうで、寸法もぴったりのようです。
なんか行けそうな気が・・・

で、取り付けました・・・が、軸のガタガタは無くなったのですが、遊びが大きすぎて全然マスタシリンダのピストンが押せません、何で?何で?
2枚目の写真に答えが書いてありました。
矢印のところ、ここでピストンを押すのですが、全然出っ張り方が違います。
左が純正、右がミスミです。

結論・・・きちんと年式に合ったものを買いましょう。
いずれヤフオクに再出品です。


XL1200L ミスミクラッチレバー

2010年にアメブロに投稿した記事の焼き直しです。

購入当初にクラッチ改善でMRCをつけたのですが、やっぱり長距離を乗ると左手の握力が落ちてきます。

クラッチ改善の定番と言えば、

・MRC(かキジマのコピー品)
・VPクラッチ
・ミスミのMSレバー

の3点でしょう。この3点は合わせ技も可能で、コンプリートすれば原付並みの軽さになるとの評判です。

但しVPクラッチは適用機種・年式の制限があり、私の前期エボは非対応、ラバマンのスポはプライマリカバーに追加工必要でイマイチ楽でない。

MRCについては、

エボソフテイル前期型の苦悩 クラッチ – 直しているつもりだけど壊しているのかもしれない (rustymotor.net)

MRCクラッチ取付 XL1200L – 直しているつもりだけど壊しているのかもしれない (rustymotor.net)

MRCクラッチ調整 XL1200L – 直しているつもりだけど壊しているのかもしれない (rustymotor.net)

で触れていますので参考になれば。

で、今回購入したのがミスミのレバーです。
定価では12600円ですがヤフオクにて4500円でした。
さて、こっちは純正のクラッチレバーです。

ミスミのレバーを重ねてみたところ。上がミスミです。
こうやって見るとミスミの方が遠くて重そうなのですが。

交換は下のクリップをはずすだけで、他に工具不要です。

はずして取り付け側を重ねてみました。下が純正、上がミスミです。
左の穴が軸、右の穴がクラッチワイヤーの取り付けです。
写真だと遠近感のせいでわかりづらいかも知れませんが、両穴間の距離が純正とミスミでは違います。
ミスミが近い、純正が遠い、です。
ここの距離の違いとレバーのカーブの違いでクラッチの軽重、操作力カーブを最適にしているんでしょう。

上下逆にして見ます。今度は上が純正です。
こっちの絵の方が「ミスミが近い、純正が遠い」がわかりやすいですかね。
ちなみに純正のレバーには軸側に突起がありますが、クラッチスイッチ用です。
04年以降はクラッチスイッチが付いて、ギアがニュートラ以外の時はクラッチ握らないとセルが回らないようになりました。(国産ではかなり前から常識だったと思いますが)

私が買ったミスミレバーはそれ以前の年式用でクラッチスイッチ非対応ですので、クラッチスイッチを殺さないと、ニュートラ以外でセルを回せなくなります。
これは後で対策します。ちなみにクラッチスイッチ対応のレバーも既にリリースされています。

本体に取り付けたところです。
実際乗り回してみましたが、半クラの位置・範囲と言い私の短い指にGOODですね。
はやく替えていれば良かった。


キックキット取り付けマニュアル

過去にHDNのTTBで行きがかり上V-TWIN(YORK)のキックキットの取り付けマニュアルの翻訳をお手伝いした事があり、それを掲載します。

下に原紙添付しますが、しかし絵も無くなんと不便な。

これを読んだだけじゃわからないのでキットのマニュアルの他にサービスマニュアル必要です。
また翻訳にはどの部品かわかるようにパーツカタログの展開図に振ってある番号を書いています。
エボソフテイルのドライブ周りは前期後期あるので下記のような記載にしています。
定番ですが注意書き・・・整備士の資格を有した者がサービスマニュアルに沿って作業をしてください。

5速トランスミッション キックスタートキット
部品番号 17-0858
取り付けマニュアル

1)トランスミッションからオイルを抜く。クラッチリリースカバーをはずす。

2)クラッチケーブルをクラッチリリースカバーのカップリングからはずす。
(サービスマニュアル参照)ケーブルをカバーからはずす。

3)Thrustベアリング(パーツカタログでクラッチ前期の9番、クラッチ後期の6番と思われる)をクラッチプッシュロッド延長部(クラッチ前期の7番、後期の4番と思われる)からはずし、キックスタートキットのプッシュロッド延長部に取り付ける

4)メインシャフトナット(不明)とThrustワッシャ(前期の10番、後期の7番)を取り外す。

5)クラッチギア(キットのものと思われる)とメインシャフトのねじ山を脱脂し、ロッ
クタイトを塗布した上でクラッチギアをメインシャフトに組み付ける。

6)メインシャフトにキットのプッシュロッド延長部を組み付ける。

7)クラッチリリースカバー一式(キットのものと思われる)を分解し、クラッチケーブ
ルをカバーにねじ込み締める

8)クラッチケーブルの端をカップリング(パーツカタログミッションの72番)に取り付け、3つのボールとアウターボールランプ(同54、30)に組み付ける。クラッチリリースカバー一式を元のように組みなおす。キックアームリターンスプリングは、クランクギア装着時に1回転巻上げられた状態にしておく。ねじ締めの際はロックタイトの使用を推奨する。

9)キックスタートクラッチリリースカバーを、キットにあるネジ・ガスケットを使用の
上取り付ける。

10)トランスミッションオイルを入れる。カバー後部にあるパイププラグ穴でオイルレ
ベルを確認する。フィルプラグを取り付ける。

11)HDマニュアルに沿ってクラッチ調整をする。(サービスマニュアル見たほうが良いです)

12)キックアームとペダル(別売り)を取り付ける。

5速用のキックキットは世の中には2種類でており、これは後発。先発のものは結構出っ張りが大きくマフラーによっては干渉するのと、取付も技術・特殊工具がいるのですが、こちらは薄目、取付も比較的簡単になっています。

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MRCクラッチ取付 XL1200L

2009/6にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

さて、先日購入したスポーツスターですが、使用者がカミサンなのでクラッチ軽減のためにMRCクラッチを取り付けます。
ワタシのソフテイルにもつけていますが、効果アリです。
カミサン、現在第三段階ですが、左手の腱鞘炎でヒィヒィ言っています。

クラッチランプとMRCクラッチの構造については、

エボソフテイル前期型の苦悩 クラッチ – 直しているつもりだけど壊しているのかもしれない (rustymotor.net)

に記載しましたんで参考にして下さい。

ヤフオクで5000円で購入。定価は13000円(税抜き)だったかな。

プライマリーカバーのネジ6つをはずします。
トルクスのT25使用。
メッキ鏡面に写っているオッサンは無視して下さい。

左下のネジが干渉するのでステップをはずします。

はずした所。
純正のクラッチランプです。
エボビッグツインは右側のミッションカバーについているんですが、スポーツはプライマリー・ミッション一体なので、こんなトコに収まっているんですね。フムフム。

上がMRC、下が純正です。
三つある三日月形状が微妙に違うのがわかるでしょうか。


クラッチランプの取り外し、取り付けはそんなに難しくありません。
クラッチの調整に結構手間取りましたので、それは明日報告。

2020追記

前に触れていたかと思いますが、MRCクラッチを探しても新品の取り扱いが見つかりません。
多分ここの株式会社藤田商会の開発品だと思うのですが今のウェブサイトを探してもなさそうです。他社廉価品が出てきたので生産終了したのでしょうか。

今見つけれられるのはキジマの類似品です。
94年から適合。エンジンはインジェクション化はしていますが基本設計は変わらずなのでしょうか。


エンジンガード XL1200L

2009/6にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

カミさん用と称して購入してきたXL1200Lですが、いずれカミさんがのる日のためにエンジンガードを取り付けました。

純正品をヤフーオークションで5250円で購入です。

新品を買うと純正で38000円くらい、キジマで20000円くらいでした。
しばらく価格動向を見てから入札するようにしているのですが、落札レンジは5000-8000円くらいでしょうか。

上部の取り付け箇所はホーンの付いている青丸部分。
ラバーのエンジンマウントもここで取り付けされています。

T40のトルクスで緩めます。

下部は何も取り付けていないネジ穴に取り付けます。
汚れているのは農道を走ったときに跳ね上げた馬糞です。取り付け前に洗います。
ボルトはホームセンターにて3/8 L=1.5を購入。

ここで泣かされたのが上のトルクスです。
頭が鍋ネジのようになっているため、深さがそれほど無い。
加えて結構ガタが多い。
そのくせロックタイト(青)で固定しているため結構、力要ります。
結局一本を見事にナメてしまい、電ドリで頭を落としてはずしました。

あ、こんなトラブルで取り付け後の写真撮るの忘れました。
あとでアップします。

スポーツスターは2004年から車格が大きくなり、2007年からインジェクション化されています。新品の社外品の適用を見ると2004-2016までは共通で取り付けられるようです。

オイルタンク、こういうのもあるんスね。

2008/11にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

これもイーベイで出品されていました。
ソフテイルのスイングアームの付け根にスポッと取り付けるタイプ。
私はバレルタイプが好みですが、見た目をスッキリさせたい人には良いかも知れません。
バッテリーもはずしてマグネトーにして、空いたスペースを何に使うか・・・

アメリカで買い溜めしたパーツ⑨

2008/11にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

イーベイで珍しいものでていたんで勢いで落札しちゃいました。
なんだかわかります?
写真はイーベイからそのまま拝借。

これはトレーラーのヒッチです。
こんな風につけてハーレーで牽引します。
タンデムしながら荷物もはこべるっつうわけです。

きになるお値段は150ドル。結構競っていましたが最後の5秒でかっさらわさせていただきました。
新品買うとディスカウントで220ドル位になります。

ところで一つ失敗。
スイングアームにつける革バッグを買ったんですがこれだと干渉しちまいますね。
どうするかは後で考えよう・・・

アメリカで買い溜めしたパーツ⑧

2008/10にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

ポイントカバーです。渋いでしょ。

開始価格4.99ドルと決して高くないのですが、結構人気があって毎回10ドル後半まで競ります。
でもすぐに同じのが出品されるので、在庫はかなりあるのではないかと推測。
がんばって競らないでとりあえず毎回欠かさず入札していたら、5.99ドルで落札できました。

今のペニー(リンカーンと記念館)とは模様が違うのでなんじゃろな、と思って調べてみましたが、1856~1889年に流通していたもののデザインのようです。

本物の写真はこれ

結構高値で取引されているようです。

タイミングカバーに戻りますが、ネジ穴、なんとかなりませんかね。
バッチリずれています。

アメリカで買い溜めしたパーツ⑦

2008/9にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

アルミのプッシュロッドカバーです。

この間一時帰国したときにサビサビを発見しどうしようか悩んでいるわけですが、このアルミ製のプッシュロッド、65ドルで出品されていました。
イーベイには「オファー」という仕組みがあって、この値段なら買うんだけど、という価格をオファーして、売り方がOKであれば売買成立です。

私は60ドルオファーで成立しました。

まるっきり品質とか同じと考えちゃいけないけど、サンダンスでは23100円なので、60ドルはお買い得です。