BMW MUSEUM 004

チケット表面

チケット裏面

ゲート。チケットのバーコード読ませて、自動開閉です。
外から見てお椀形状になっているところを螺旋状に登っていきます。

下にビンテージカー、バイクが見えるのですが下りの螺旋に行く道がなく・・・とりあえず登っていきます。

初めはボード展示ばかり。BMWの歴史、並びにそれぞれの時代の背景など。
健康保険で福利厚生が・・・などなど、そういった会社の変化も記載されています。

続く。

BMW MUSEUM 003 Dixi 3

チケット売り場。開館早々に行きましたが、結構な混雑。

1929 Dixi 3/15 PS DA1 Ihle Roadster
インライン4気筒、750cc 15馬力。最高速度75km.
英国オースチン7のライセンス生産車。
飛行機エンジン製造のBFWがBMWの前身ですが、敗戦後飛行機製造を禁じられたため二輪・四輪の生産に業態をシフトしていったとのことで、最初はライセンス生産からスタート。
オースチンから生まれたミニが今やBMWの傘下ですから因果を感じます。
ナンバー付いていたので、公道走れるの?と聞いたらYES, とのこと。
ゲートの前なので、これはチケット買わなくても見ることが出来ます。

入れないところの奥に別の車が・・・

ダイカストのモデルが楽天で売っています。グリルがキドニーではないので年式やらモデルやら違うかも知れません。


BMW MUSEUM 002 BMW Welt

BMW Welt に入っていきます。ミュージアムは有料ですが、ヴェルトは無料です。

入り口手前左には3台のBMWが。

各国の言葉でお出向かえです。

新旧のBMW や系列の車両が展示されています。

BMW M4 Coupe DTM M-Performance 2016

BMW M2 Coupe

i3

RR (ロールスロイス)Phantom

BMW イセッタ 後でミュージアムの方でも出てきます。

BMW 507

BMW 330e

二輪の展示もありましたが、最近のモノです。

カフェ

窓の向こうにオリンピックのスタジアム。公園も含めて沢山の人が来ています。
東京オリンピック選定の時にレガシー(社会的遺産)を重要視していましたが、みんなで使える場とかそういうことなんだと思います。
そういった意味ではリオのオリンピックは大失敗だったのじゃないかと。

道路を跨ぐ長い渡り廊下でミュージアムに向かいます。
奥がBMW本社、手前のお椀みたいなものがミュージアムです。

パンフです。

駅と、ヴェルト、ミュージアム、本社タワー、工場の位置関係。

グランドレベル0階(日本で言う1階)
真ん中に工場見学のスタート地点の記載あり。平日に行けば工場の中が見られそうです。

1,2階

3階

つづく。

BMW MUSEUM 001

ここからはアメブロの焼き直しじゃないので、ミュージアムシリーズとしては更新頻度遅くなります。
2016年10月前後に2回延べ2ヶ月のやや長めの出張でミュンヘンに滞在しており、BMW, Porsche, Daimler それぞれのミュージアムを訪問してきました。
まずは、BMWから。

ミュンヘンは電車 (S-bahn), 地下鉄 (U-bahn) の鉄道網が充実しており、滞在していたホテルからは電車 → 地下鉄乗り換えでBMWのミュージアムまで移動します。

どこ行きがあと何分後に来ます、という表示。たまに突然繰り下がったり、繰り上がったりするので気が抜けない。

上から続いている青線がS-bahn のS1ラインで、空港から4番目のLohhofという駅から5番目のMoosachという駅でU-bahnの U3ラインに乗り換え、そこから4番目のオリンピアに向かいます。

S-bahnは比較的新しい車両が多いのですが、U-bahnはちょっと古さの漂う車両です。
話によるとヨーロッパ主要都市の地下鉄はみんなこの手の車両で、おそらくある時代に大量生産されてその後大事に使われているのでは、とのこと。(裏は取っていません)

オリンピアの駅に付きました。階段を登っていくと・・・

BMWの本社ビルが目の前に現れます。円筒4つ並べたデザイン。

左に行くとミュージアムなのですが、右のBMW Welt (BMW ワールド)も面白いとのことで、まずは右に。

立ち寄りませんでしたが、隣は駅の名のとおり、ミュンヘンオリンピックの跡地になっています。

BMW Welt の入り口。

今日は一旦ここで切ります。

Meadow Brook Concours d’Elegance 20 モトグッチ&CAT3

いよいよメドウブルック コンクールデレガンスのバイクレポートもラス前です。
コンクールデレガンスの意味を調べたらフランス語で「優雅の競演」だそうです。
TOKYO コンクールデレガンスというのもあったらしく、やっぱりクラシックカーの展示だったので、この手のイベント意味する言葉になっているかもしれません。

さて、1973年のモトグッチ with スワロウのサイドカーです。

バイクに目覚めた頃には現役の中古車でもこの手の形状結構ありましたので、「古き良き時代」よりは「リアル」を感じます。さすがにモトグッチは写真で見るだけでしたが。
モトグッチといえばVツインですが、水平対向をちょっと起き上がらせた感じ、ハーレーのVツインとはぜんぜん違います。
大抵この手のレイアウトだとクランクの回転をそのままシャフトで後輪に持っていくのがありがちですが、写真を拡大してみましたが、まさにそうですね。BMWが代表的でしょうか。
一般的な欠点と言えばシャフトやフライホイールの回転モーメントが進行方向と直交するので車体が右か左に寄りやすい。各社いろいろな対策は打っているようです。

お次は市販車じゃないですが、今年のコンセプトがサイドカーということでの出品のようですが、1976年製 CAT III
スイスのイノベーター(先駆者?)、Rudi Kurth の作品。
レーシングカーとかレース用バイク、レース用サイドカー、太陽電池レーシングカー、ウインドサーフボード、トライアスロン用の自転車とかいろいろ手をつけている人らしい。
名前でググったら http://www.catbikes.ch/starte.htm こんなHPがひっかかりました。
トライアスロン用の自転車のブランドらしい。

ちなみに履いているタイヤはタイレルのF1カーのあの6輪車P34用に開発されたものだそうです。

F1のタイヤってこんなに小さいかいなと思っていましたが、小さくすることで空気抵抗を軽減させるのが6輪の趣旨だったようで納得。

<<続く>>

Meadow Brook Concours d’Elegance 19 BMW R69S 1968年 & 1969年

BMW の R69S (1960-1969) で -2 が付いているのは1968年と1969年の二年のみ。
ボードの記載によると一部のR69S-2 ではテレスコフォークが採用されたとの事。(写真の二台はどちらもアールスフォークっぽいです。)
以降のモデル(1970-)はアールスは廃止されてすべてテレスコのようです。
R69S は10年間でわずか 11,417台の生産だそうです。(別の文献だと11,317とも)
写真の二台は同オーナーの所有です。二台目のサイドカーの赤いシートも良いですね。

Meadow Brook Concours d’Elegance 18 1950 ノートン & 1953 ビンセント

お次は英車二台まとめて

まずは1950年製のノートンです。
サイドカーはワトソニアン社製。
ハーレーも良いですが英車のビンテージも良いですね。
ロッカーズの匂いがプンプン。映画「さらば青春の光」、もう一度見てみたいですね。

二台目は1953年のビンセントのモデルC。

モーターサイクルショーでも見ましたので、これが二台目です。

サイドカーは Steib 500 です。

Meadow Brook Concours d’Elegance 17 1948 パンヘッド

根強い人気のある48パンです。

リジッドのフレームにスプリンガーフォークのパンヘッドはこの初年度式しかありません。
大昔ガススタでバイトしていた時、たまにホワイトの48パンが給油しに来て、それはもう穴が開くほど眺めたものです。
写真のサイドカーはゴールディングロケット社(Goulding Rocket Company) のものだそうです。
この会社自体はオーストラリアはメルボルンでの設立だそうですが、サイドカーはミシガンはサギノー市で作られています。

Meadow Brook Concours d’Elegance 16 1948 インディアンチーフ

1948 インディアンチーフです。Vツイン。

チーフの生みの親はチャールズ・B・フランクリン。
チーフは1921年に61cui のエンジンで誕生し、1923年には74cuiエンジンに容量アップしたそうです。
この写真のチーフは本体2000ドルで購入し、5年後にサイドカーを1900ドルで追加したそうです。
レストアの際にサイドカーの重量にも対応できるように80cuiのボンネビルエンジンに載せ換えています。

<< 続く >>

 

Meadow Brook Concours d’Elegance 15 1940 インディアンフォア

動画でも紹介しましたが、1940年のインディアンフォアです。
直列4気筒。なにもVツインに拘らずともかっこいいものはかっこいいです。
インディアンと言ったらこのエスカルゴフェンダーですね。
ハーレーにつけて雰囲気出している人いますし、昔デイトナからビラーゴ用で出ていましたね。

さて、このフォアは現役当時は1000ドル以上の価格。
シボレーの新車が700ドルで買えた時代です。
この直4エンジンはオーバーヒートなど結構トラブルが多く、短命に終わったようです。

このイタバネのフロントフォークのレプリカを作っているところがあります。(その他パーツ多数)

http://www.kiwiindian.com/

あと、それなりのガッカリ感はありますが、正規でインディアンの商標を引き継ぎ復活した会社が下記。ヒストリーを見ると1953年に一回途絶えて、1999-2003に一旦復活も不振、今のは3社目ですね。
日本でも正規代理店が出来ています。ハーレー以外という価値観を求めるなら・・・

https://www.indianmotorcycle.co.jp/

<<続く>>