ハーレーの配線図

アメブロからの記事引継ぎも一個一個焼き直しているので遅々として進まないのですが、「ハーレーの配線図」という記事が結構アクセス上位に来ています。
リンクしていたイメージもアクセス切れになっており大変申し訳なかったのですが、改めてこちらで再構築。

日本よりも海外のほうが情報量豊富で、検索も”wiring diagram Harley” など、英語で検索すると結構見つけやすいです。
私の場合は1988年のソフテイルなので”wiring diagram Harley 1988“でgoogleのイメージ検索。そこそこ使えそうなものがヒットします。
以下参考例
ファイル名は1987のソフテイルですが、1987, 1988は同じ配線図です。
純正のサービスマニュアルとも、クライマーのサービスマニュアルとも違う表記の仕方で、実際あっているかどうかまで検証していません。

多分社外のマニュアルだと思いますが、雑に撮影。
色付きで地味に便利。クライマーのサービスマニュアルではないと思います。

エボソフテイル前期型の苦悩

※2008/09にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

88年式のソフテイルに乗っていますが、エボリューションのソフテイルモデルの中ではざっくり分けて前期タイプの分類に入ります。

前期型の発売期間が84-88の5年間
89は移行モデルでそれぞれの特徴をMIX
後期型は90-99年の10年間です。

表題の前期型の苦悩とは、ズバリ、「パーツが少ない」です。
そりゃ後期方の半分の期間しか流通していなかったですし、年式が古いほど廃車が進んで玉数が減っていますから。
アフターでも売れないパーツは開発しません。
まさにビラーゴに乗っていてスティードのパーツの多さに憧れていた、あの頃のほっぺの赤かった自分と重なります。
とは言いながらスティードを買ったかというと「水冷」ってだけでオプション外でした。

さて、どこが違うかと言うと・・・

ミッションが違う
スターターが違う
プライマリーが違う
クラッチが違う
リアサスが違う
インマニが違う
ヘッドが違う

・・・・

リアサスは既に語り(騙り?)ましたので、今週はパート毎にどうコマッチャウかつらつらと書いていきます。

BMW MUSEUM 031 二輪のショーケース

壁が近すぎて俯瞰で写真が撮れないのですが、横4~5台?縦3階?をぶち抜いて壁一面に二輪が展示されています。
3階(欧州式に言うと2階)から入ってまず、これに圧倒され、3階の別のフロア展示を見てから2階に降りて色々みているうちにまたこの壁にぶち当たり・・・となります。
見た順に紹介していきます。下に降りるにつれて年式が新しくなっていきます。

BMW MUSEUM 026 1988 BMW K1

1988 BMW K1

こちらはケルン国際自転車&二輪車フェアにて初お目見えです。
1気筒あたり4バルブ、合計16バルブの水冷4気筒エンジンで100馬力の出力です。
フルカバーのフェアリングと一体化してフロントフェンダーもホイールの半分を覆っており、スリット状に設けられたベンチレーションにより後方まで一気に風を逃がす構造になっています。

BMW MUSEUM 015 1973 BMW R90S

1973 BMW R90S

これくらいの時代になるとビンテージっぽくはなくなります。
1968年の5シリーズに続き、1973年にBMW Mororradはトップモデルとして強化された技術、洗練されたデザインの6シリーズをローンチします。
BMW R90S は当時モーターサイクルの歴史の中では67馬力と一番のパワーを誇り、0-100kmは5秒以内の加速、最高速度200kmを叩き出しました。
このデザインはセンセーショナルなものでハンドルバーマウントのフェアリングデザインとしては一番の生産数です。
空力性能を上げるハーフシェルユニットは最高速度と燃費双方に効き、フェアリングの内側にはスピードメーター、レブカウンター、そして初めて電圧計と時計が搭載されています。

楽天で関連グッズ見つけました。
ピンズは新品、プラモは中古です。
プラモは貼り付けたものが一番安かったですが、複数出品あります。

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BMW MUSEUM 010 1948 BMW R24

1948 BMW R24

二次大戦後初めてミュンヘンのBMW工場で生産されたモーターサイクルです。排気量250cc, 12馬力 at 5,600 rpm.
これで通貨改革後数千の職人の職を確保することになります。
1948年にローンチされ、その年約9,400を生産、価格は1,750ドイツマルクでした。
シャシー(チューブフレーム、テレスコピックフォーク、リジットリア)はR23より流用。

シャフトドライブであること、キックの方向からしても、各ギア類の回転は進行方向に直角であろうと想像出来ます。

BMW MUSEUM 008 1936 BMW R5

1936 BMW R5

ドイツのミランで開発&生産されたモデルです。モーターレースで得られたノウハウを盛り込んだ部品が多数使われています。その外観は技術的な必要十分最小限まで簡素化されていましたが、乗り味はレーシングマシンに逼迫するスポーティでダイナミックなものでした。

494cc 水平対向 OHV 空冷エンジン、圧縮比 6.7:1 24馬力 at 5,500rmp
最高速度約135km, 4速シャフトドライブ
フロントはハイドロサス、リアはリジッド
タイヤは前後とも 3.50-19 で乾燥重量 165kg, ダンク容量 15l

だそうです。

BMW MUSEUM 006 1933 BMW 303

1933 BMW 303

BMWと言えば直列6気筒エンジンですが、この車両はそのゴッドファーザー的存在。
1933年2月のベルリンモーターショーで初お目見えです。
BMWのデザイナー Fritz Fiedler は一貫して車の軽量化を目指しており、303は新しいコンセプトであるチューブ状のシャシーにより、light car 軽い車と呼ばれていました。
また、このラジエターグリル形状が、いわゆるBMWと言えばコレ!と言うキドニーグリルの先駆けとの事です。

BMW MUSEUM 005 1924 BMW R37

1924 BMW R37 (多分)
レーサーです。展示プレートが遠くてうまく読み取れなかったのですが、ツーリングモデルのR32とくらべてエンジン出力が倍までチューニングされており、ヒルクライムレースでも好成績を残し、BMWの地位を高めた、旨の記載。
ネットで調べてみるとR32が8.5馬力、R37は16馬力。
エンジンは500ccで3速。イグニッションはボッシュのマグネトー、キックスタート。

リーフスプリング(板バネ)のガーターフォークも格好良いです。

なかなかせせこましくて寄りの写真がうまく取れなかったのですが・・・数枚。

レバーの取り付けが特徴的。ワイヤは中通しですね。エンジンはBMWの特徴である水平対向。
 

真正面

BMWの特徴であるシャフトドライブ。

続く。