ブレーキ考 3 ローター編

※2008/8頃にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

フロント用にブレンボの12.4インチローターを購入した事は以前に書きましたが。既にフロントにはラッセルの11.5インチのフローティングローターが入っています。
リアは純正のソリッド。
そこで単純にフロントのラッセルをリアに移植しようと考えた訳ですが出来るや否や・・・

いろいろ調べてみました。


フロント用は、メーターギア用の切りかきあり、取り付けネジ径が5/16 (7.94mm)
リア用は切りかき無しのネジ径が3/8 (9.53mm)

結論は「移植できない」ですね。削ればフィットするかもしれませんが重要保安部品ですし。

参考までにカタログをひっくり返してその他の組み合わせの互換性を確認してみました。

ソフテイルモデルのローターの種類

車種年式ディスク
外径
ディスク
内径
取り付けボルト
呼び径
取り付けボルト
形状
エボ全年式11.502.005/16
TC全年式11.502.255/16
エボ-199111.502.003/8皿?
エボ1992-199911.502.003/8
TC全年式11.502.253/8

1991年までのリアの取り付けボルトの形状は各社カタログによってまちまちでこれは帰国してから現物確認するしかないですね。手元にHDがないのがもどかしい。

ただ、もし付け替えるとしたらディスクもボルトも1992以降用のを買えば問題なさそうです。

エボとTCで互換性無し、前後も入れ替え不可能、というのが結論のようです。

ショベやスポ、ツーリングモデルまで表をつくると果てしなく細分化されてしまいそうだったので割愛。

ちなみに今日気が付いたのですがラッセルは2001年にエデルブロックの傘下になっていたんですね。知らんかった。

<<続く>>

ブレーキ考 1

※2008/8に投降した記事の焼き直しです。

前後キャリパー、フロント用のブラケットとローターを入手した事は以前書きましたが、現在は前後マスター、リアブラケット、ローターを物色中です。

まずはフロントのマスター。
現在はグリメカの丸タイプを使っています。
これはこれでクラシックな雰囲気が出ていいのですが、
・レバーが遠い
・タンク一体型なので、今のハンドルのレイアウトとしっくりするレバーの角度だとタンクが斜めになりすぎ。ブレーキ液がうまいこと入らない。
・6年放置だといい加減リビルドが必要。ならば新調もあり。
と言う理由で交換を考えています。

<<今付いているマスター/6年放置直後の状態確認写真なので本体汚くてスンマセン>>

とは言いながらハーレー用で出ているのって、ピカピカ・テカテカが重視だったり、鷲が彫っていたりとイマイチ。
タンク別体もなかなか見つからず。

ほんで見つけたのが、

①ジャパンドラッグ RC30用ニッシン

https://www.webike.net/sd/1328085/

ミリバー用をインチバー用に加工しています。
※ 販売終了です。

②ej custom planning さんのMCAとニッシンマスターの組み合わせ
https://ejcpps.stores.jp/items/5c89a19f785b8e33c822128f


ニッシンのマスターは横置き・セミラジアル・ラジアル、どれでもM.C.AにOKのようですが、キャリパーに合わせて径を選択する必要あります。

M.C.A.はうまいこと考える人もいるもんだねと感心。
レバーが離れないようにとインチとミリのラインも微妙に角度をつけたりと、細かい気配りもあります。

ラジアルとMCAの合計金額でもジャパンドラッグさんのよりも安い。
※ジャパンドラッグさんのはタンクが削りだしビレッドと言う付加価値はあります。

と言う事で今のところ②で検討中です。

マスター自体は他に中古なども物色しています。ドカ純正のブレンボなども結構放出されています。

<<続く>>

パワーナウ

2008年にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

吸気関係でもう一個目をつけているのがパワーナウです。
当時のホームページは http://scaryfastracing.net/harley.html ですが、すでに会社自体無くなっているのか、リンク切れです。

リンク先の説明を見ていると、エアフローの清流化に寄与するみたいですね。
アクセルワークで図の真ん中にある板、スロットルプレートが開閉して、それで空気の流量を調整するわけです。

上が未装着の状態。
1/2開度時、キャブ下部を抜ける空気がスロットルプレートの形状上跳ね返って、上部を抜けるエアーと絡まって渦(乱流)が生じて、全体のフローに悪影響を与える。

下がパワーナウ装着後の状態
真ん中に仕切りを設けることで、下部を抜ける空気は壁にぶつかることもなくストレートに抜けていくので渦は仕切りの下で発生しない。(層流)

ようは、スロットル開度1/4~1/2で効果があるっつう事ですな。
逆を言うと全開の時はまったく意味がない。逆にカルマン渦の原因にならんだろうか、と心配もしてみる。
中低速重視の私の走りには(ようはチンタラ走るわけですが)良いかも知れません。

現物は以下のような形状で、キャブのインテーク側にパカッと嵌めます。

・・・たぶん買う。

※2020追記。買ってます。

ヨーストパワーチューブ

2008年にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

流れとしてはこちらからの続きです。

パワーチューブの説明(というか下記リンクの意訳)
http://www.yostperformance.com/products/
http://www.yostperformance.com/products/motorcycles_mikuni.php

結構賛辞句が多くて長ったらしいし、項目をわけて同じ事を繰り返しているので、ざっくり要点だけ訳します。
・とにかく最良の噴霧状態を作り出す。これでよりよい混合気を作る。
・アクセルのつきを良くしてさらに2-5馬力のパワーアップ。(マジかよ!)
・燃焼効率が良くなり、デトネーションも減る。
・始動も良くなるし暖機時間も短くなるし、プラグが汚れにくくなる。
てな感じでしょうか。

キャブってのはいわゆる霧吹きなんですが、霧を最適の状態で吹いて、気化効率をあげればその分燃焼効率も良くなるというっつう奴です。
良くこういう眉唾パーツに言われる否定的な意見で、そんなに良いならOEMで採用しない訳がない、採用しないと言うことは効き目がないからだ、と言うのを聞きます。
当たっている場合もありますが、OEMでは「コスト」と言う命題もありますので費用対効果で採用を見送るケースは多々あります。特に量産性がない場合。

で、買っちゃいました。価格は日本で出回っているのの6割くらい。
ちょっとまだ眉唾なんですけど買っちゃったもんしょうがないでしょ。
ジェットキット買ったと思えば良いか・・・

ちなみにHSR用は、このキットを入れることでメインジェットはHSR用ではなくCV用になります。
キットの内容は チューブ本体と165-185まで5番刻みで5個のメインジェット、ドレンナット、Oリングになります。

次回はパワーナウの説明予定。

2020年追記
未だ現役で販売されているようです。
リンク貼っておきます。


キャブ買い替え(2)

※2008/8にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

続いてHSRです。
HSRはミクニのキャブ。
ハーレー専用で作っておりTMRの流れを汲むのでしょうか。口径は42、45、48。エボの時代は42がストックボア、45がカスタム用で、48は当時無かったかと思います。最近ではストックでも大排気量化してきていますので48とかラインナップが増えているのですかね。
米国駐在時に元ミクニUSの知人2名ほどとお知り合いになったのですが、HSRは当時のミクニの会長さんが趣味の域で開発しており、どんどんボア径が大きくなっていると言っていました。
ハーレーの外観にあわせてポリッシュとかクロームめっきなどなど選択肢あります。

こちらがスタンダードのイージーキット。
エアクリーナー本体やブリーザーなどはストックを流用。カバーのみです。


こちらはポリッシュですがキャブ単体。


こちらがトータルキットで、エアクリーナーのエレメント、ブリーザーなどすべてセットのようです。


さて、どちらかと言うとHSRがメジャー、FCRは通好みと思っておりまして、最初はちょっと高くてもFCRかな・・・と思っていました。
高いと言ってもUSだと当時は探せば499ドルで出ていましたので日本でHSR買うよりも安く済みます。(2020年現在ではざっとみて799~999ドルくらいでした)

ところが私の心をゆるがせたのが二つのパーツ。

ひとつはヨーストパワーチューブ

もうひとつはパワーナウ(scary fast)
※ホームページリンク切れ。会社自体が存在しないようなので、やっぱり眉唾パーツだったか・・・

追々説明しますが、ワタクシこんな眉唾都市伝説的パーツ大好きです。
バイク乗り初めの頃にガンスパークを買った口です。(その経験でノロジーには騙されませんでした)
これらをつけることで普通のHSR42が超マニアックキャブに生まれ変わるはずです。
ということでHSR42に軍配。

続く。

キャブ買い替え(1)

※2008/8にアメブロに投降した記事の焼き直しです。

現在はHS40が付いていて、特にトラブルも無く性能に不満があったわけでもないのですが、さすがに5年も冬眠させると一番弱ってくるのがキャブかと思います。
リビルドも考えましたが、ここはいい加減新調しようかな・・・と言うことで物色しました。
HS40などTM系は張り付きの問題が有名ですし。(私の使用の中では経験無しですが)
定番と言えばSU、S&S、HSR42で、ちょっと高いけど性能で言ったらFCR、マイナーどころでエデルブロックなどなど。純正のCVベースのフルチューンCVなんてのもありますね。
オプションはいろいろあるのですが、それぞれに味があり、結局は取り付ける人の好みであって、これがベストと言うのはないと思います。
わたしは性能と信頼の日本メーカー(日本製と言うわけでなくね)でFCRかHSRと思っていました。

FCRはケイヒンのキャブ。
ハーレー専用で出ているわけでなくレース用の一般品を各社ハーレー用にチューンしたもの。なのでバイク乗り共通のネームバリューとしてはHSRよりは上に感じます。

有名なとこではサンダンス。リンクはココ
値段はaskになっていますね。

世界的にメジャーなのはSudcoですね。
二輪のリペア部品の米国代理店として有名どころでミクニもケーヒンも扱っています。

日本ではガッツクロームさんが取り扱っているようです。
かなり良いお値段です。昔は半分くらいだった記憶が。


2008年投稿時にはありませんでしたが、BITO R&D のFCRがヒロチーさんで取り扱っています。値段的にはこちらがリーズナブルで昔のイメージ。


(2)に続く。

プログレッシブ ソフテイル用車高調整アイキット

※2008/08にアメブロに投降した記事の移植です。

以前ライブドアでブログを書いていたときにエデルブロックのヘッドの件を書いたら、思わず検索サイトの上位でヒットするようになってしまい、一方で大した内容も書いていないのでわざわざ来ていただいた方に申し訳ないな~と思っていました。
罪滅ぼしのために何か「役に立つこと」を考えていたのですが、パーツを買ったけどマニュアルが英語でチンプンカンプンという人がいるに違いない、ということで、ボチボチ簡単なものから翻訳していきます。
一応マニュアルを持っている人用の参考なので図等はそのまま記載しません。

英語で書くと Eye kit ですが、なんとなく日本語で「目」とか「アイ」と訳するとしっくりこないのでリンクと表記します。

このキットの組み込みにはサスペンションの分解が必要になり、そのために専用工具 品番32-5506か、油圧プレスを使用して下さい。
この車高調整リンクキットはすべてのプログレッシブ413シリーズサスペンションおよび89年式以降の純正サスペンション用です。
KIT#30-5046C/G は89年以降の純正サスもしくはプログレッシブのサス、413-4031C/Gか413-4032G/C用です。
KIT#30-5047C/G はプログレッシブのサス、413-4033C/Gか413-4034G/C用です。
84-88年の純正サスには使用出来ません。

ちなみにプログレッシブの413シリーズのラインナップは、
413-4031C/G 89-99用ストック長、車高調整無し
413-4032C/G 89-99用1インチ短、車高調整無し
413-4033C/G 84-88用ストック長、車高調整無し
413-4034C/G 84-88用1インチ短、車高調整無し
で、末尾のCはクローム、Gはゴールドです。4091/4092と言う品番も存在していて、これらは最初から車高調が付いているもののようです。
http://www.progressivesuspension.com/hd/index.html を見る限りではソフテイルのリアサスでは413シリーズはカタログ落ちしており、422シリーズに置き換わっていますが、エボのソフテイルでは89-99のみ対応です。

注意

組み付けをする前に一通りマニュアルの作業手順に目を通して置いてください。
工場内規がある場合はそれにも従ってください。
プログレッシブサスは純正フレームおよびスイングアームに装着することを前提に設計されています。
それ以外への使用は乗車上何らかの不都合が生じる可能性がありますし、それは保証適用外になります。ミッション用のボルトは適正なクリアランスを保つために純正の位置に取り付けてください。

1.リアタイヤがはずせるよう、バイクをメンテスタンド等に立てる。

2.サービスマニュアルに従いショックを取り外す。各部品の取り付け位置は記録しておく。

3.油圧プレスにてサスを分解するために図1にあるような治具を作成する。
 もしハーレー純正のサスを分解させる場合はプレスの先端とリンクの先端の間を2インチ開けてください。プレスをまっすぐ下ろして行き、ワイヤリングをはずせるくらい、約1/4インチ押し込みます。
 図2のようにワイヤリングを取り外してプレスをゆっくりあげていき、ダンパーとバネ、バネカバーに分解します。専用工具 32-5506 を使っても同様の手順で分解できます。

ちょうどイーベイで息子が分解したんだけど組めなくなっちゃったよ、格安で買ってくれ~と言う出物があってわかりやすい写真があったので頂きます。
分解するとこんな感じになります。
中に見える白いものがバネと思われる。更にその中がダンパー。これが抜けるんですな。

4.ダンパーの平行部を傷が付かないようにウェスなど噛ませながら万力で挟みます。
ロックナットを数回転緩めます。スプリングプレートも数回転同じ方向に回します。
緩衝ゴムをリンクからはずして上のほうに1インチほどずらします。
ダンパーの軸を緩む方向に回転させアイリンクからはずします。(5/8インチのレンチ使用)リンクのマウントはロックタイトで固定されているので硬くてはずせない場合はヒートガンなどで熱するなどして下さい。

5.スプリングプレートとロックナットをリンクからはずします。
今度は車高調アイリンクにそれらの部品を組み込みます。
組み付けした際にダンパーがリンクの端にきちんと収まるようにスプリングプレートを数回転締めこんで、リンクの端まで来ていることを確認して下さい。

6.車高調リンクを、分解した時と同様に万力に固定します。
ダンパーの軸のねじ山にロックタイトを塗布した後車高調リンクに締め込みます。
この際きちんと組み込み出来ているかどうかを確認して下さい。
締め付けトルクは25-30ft/lbsです。スプリングプレートを軸の下に来るまで回転させ、次にロックナットを締めます。

7.ダンパー一式をバネとバネカバーに組み込みます。
油圧プレスかプログレッシブの専用工具を使用して分解の逆の手順で組み立てします。
ワイヤリングがきちんと収まっていることを確認した後、ゆっくりとプレスもしくは専用工具の締め付けを開放していきます。

8.ショックを規定の手順に沿って車体に取り付けます。

9.車高調リンクは2インチまで調整できます。調整は簡単で、ロックナットを緩めてから軸上の六角部をレンチで回して好みの高さに合わせます。リンクを長くすると車高が低くなります。
必ず両方のショックを同じ長さにして下さい。
プリロード調整用のロックナットがきちんと締まっていることを確認して下さい。
車高調整時に軸を回すとプリロード調整用のプレートもそれにあわせて回転してしまいますが、それでプリロードが変わることはありません。
好みの高さを出した後は緩めていたロックナットを確実に締めて下さい。(締め付けトルク14ft/lb)
リンクは9/16インチ以上は伸ばさないでください。この長さで2インチの車高ダウン、約5/16インチで1インチのダウンになります。

<<おわり>>

ラウンドオイルタンク

※2008/06に投稿した記事の焼き直しです。

朧な記憶では、その昔のカスタムで消火器を加工してオイルタンクにしたのが始まりだったかな。
消火器ではバッテリーのケースなど無いのでバッテリーをどこかに避難させなければいけないのだけれど、最近はバッテリーケース部分もついているのが有象無象出ています。
スチールベースだとebay でも100ドル前後で出回っています。

今回見つけたのはカナダの MotoXcycle 製。

https://motoxcycle-inc.myshopify.com/※2016/09追記。当時からはサイトが変更になっています。

私がたまにネタを拾っているブログにも紹介されています。
http://cyrilhuzeblog.com/2009/10/07/awesome-copper-oil-tank/
サイドのセレーションが売り、みたいな。

ブログで紹介されていたのは銅製ですが、私が買ったのはアルミ製です。
写真で見る限りしっかり作られている気がします。
ebay では220ドルからで2品出品されています。ステーは別途45ドルです。
ウェブサイトの500ドルに比べたらかなりのお値ごろです。

こんな感じ

取り付けステイ

ビルダーのファウスト

モデルのお姉様
ebay の商品写真はなぜかこの娘

実際入札しちゃったわけですが他に入札者も無く219.95ドルでの落札です。
落札後にファウストとやり取りしてわかったのですが、写真の製品はリジッドフレーム用で、ソフテイルにも付くには付くけどウェルドオンだよ~との事。
でもソフテイルにボルトオンでつけたいならそういう風にステーをつくっちゃる、と言う事で、追金はいくらかね?と聞いたところ、そんなん無しさ、と軽く言ってくれるのでお願いしました。
届くまでに結構時間かかりましたが実際1からモノを作っていたみたい。

上の商品写真と比べてもらえればわかりますが二本の突起が無いですね。
この突起がリジッドフレームにどう必要かはMotoXCycleのWebにて確認してください。
ソフテイルフレームには不要なんでしょう。

および斜め、正面から。ステイの形状は純正タンク用に似ています。
ステーは素材を選べるとのことでブラス製を注文しました。
バッテリーこんなに小さかったけかな~・・・

真下から。
穴は左二つがリターンとベント、右がフィード、奥がドレンですな。

溶接跡が荒々しいのですが、それがまた手作り感、ワンオフ感があって宜しいです。
・・・さてアルミ無垢なので錆対策をどうしようか。アルミは白い蜘蛛の巣はるんですよね・・・

私のとは違いますが、日本でもアフターパーツで数社から出ています。
有名どころだとサンダンスのものでしょうか。
(楽天では取り扱い無くなっていました)

DSI製:センターフィルですので見た目すっきりですが、オイル補充・交換の際はシートを外す必要あります。


DSI製:サイドフィルタイプです。


エデルブロックパフォーマーヘッド 購入編

下記2008年6月に投稿した記事の焼き直しです。


最初にエデルブロックの事を知ったのもかれこれ7・8年前、雑誌のフロー特集記事でです。
流量改善でのパワーアップアイテム。S&Sでも出していますし、いわゆる純正ヘッドのポート研磨でも似たような効果は出ると思います。
あまり日本では無いのかも知れませんが、アメリカの雑誌等には純正ヘッドの研磨サービスの広告も載っており、500ドルくらいからの値段だったかと記憶しています。

さて、エデルブロックとは・・・下記リンク参考にしてください。

http://www.edelbrock.com/motorcycle/

ヘッドだけのものから、カム・プッシュロッド・ピストンセットなどいろいろあります。
※2017年更新・・・2013年にエデルブロックはハーレー部門から撤退。上記リンクもリンク切れです。

ヘッドでもボアアップ用、ハイコンプ用など数種オプションがありますが、見た目重視、スピードもそんなに出さなくなった私の自己満足用では一番お値ごろな#1602を選択。
日本での販売価格は大体14-17万円、なかなか簡単に手に入るものじゃなかったのですが、これまた ebay で送料込みで780ドル。
買う気はあったのですが、すぐじゃなくてもいいや、と、しばらくウォッチリストに入れていたのですがあるとき出品取り消しになりかなり焦りました。
他で探せど1200ドルとか。

数日待ったら再出品されていましたが何故か800ドル。
20ドルの差がなんだかわかりませんが、とりあえず早速落札。
しかし入金後待てど暮らせどものは届かず。ついに詐欺にひっかかってしまったか???と不安に思った一ヶ月目にようやく現物が届きました。

開けてみる

スチロールも開けてみる。ヘッド現る。

輝くエデルブロックのロゴ。
下にはパフォーマーの刻印。

真下。

下が吸気バルブ、上が排気バルブ。穴はマフラー取り付け。

吸気側

後で説明しますが、インテークマニホールドも専用を購入しなければいけないことがわかり、急遽発注。

この形状は!!!

マニホはキャブに合わせて2種類あります。(厳密に言うともっと)
私の買ったのが Spigot タイプでキャブ側はただの丸。
もうひとつはフランジタイプでネジ留め形状があります。

エボスプリンガー用ブレーキ/ブレンボ購入トラブル編

※2008/07投稿記事の焼き直しです。

ebay でローター、キャリパー、ブラケットのセットを476ドルで落札。

定価で買うと1000ドル以上、アサヒリサーチだと15万円くらいで出てましたかね。今回の買い物が如何にお買い得か。
なぜ破格かと言うとCCIの在庫一斉セールだからだそうです。

※2017/02追記
このキットを日本で販売していたアサヒリサーチさんですが、2016/08のアナウンスでハーレー部品の取り扱いを終了し、ドラレコの販売に力を入れるとのことです。
http://www.arc-harley.com/
http://arc-harley.ocnk.net/news#112

話は2008年に戻します・・・

届きました!!!
でもなんかおかしい

写真左上の箱が怪しい。ブラケット・・・スプリンガー用ってこんなに小さいかいな・・・

開けてみました。絶対にチガウ・・・

QTMIのウェブで確認(現在リンク切れ)http://www.qtmi.com/frontbrakes.html

312-2001ってワイグラの12.6インチローター用じゃないっスか。

しかも梱包箱にもCCIキット番号はっきりと621334(ワイグラ用)とラベルされているのを手書きで344(スプリンガー用)に修正している。
これはCCIの中に確信犯いますね。棚卸しの差異を無理くり修正した奴。

早速出品者の Scooters Performance (http://www.scootersperformance.com/ ) に返品交換の申し入れ。

評価を見ると先方もまともな会社のようですが・・・
いろいろ話をしましたがCCIはこういったミスが多い、うんたらかんたらと苦労話を・・・。
ま、でも私に売ったのはアナタですから。知らん。

対応・レスポンスは良いんですが、結局問題の解決のオプションは、

①返品

②定価290ドルのブラケットを特別割引価格145ドルの追金で購入

145ドルの追金でも、北米での定価に比べればまだまだ安く、釈然としないながらもオプション②を選択。

・・・ほんでブラケット遅ればせながら到着しました。

裏面(タイヤ側)

表面(外側)

キャリパーをあわせてみました。

良いですね、カッコいいですね。

早いとこ付けてみたいです。

蛇足ですが、ブラケット追加オーダーの際にリア用でキャリパーをもう一個買いました。250ドルなり。

リアはミスミのブラケットをつける予定です。