1926 BA OHV SINGLE
= 展示プレートの意訳 =
停滞しつつある二気筒市場への打開策としてHD社はAおよびB単気筒シリーズを発表した。
単気筒にすることで100ドルの原価改善になるだけでなく、燃費の向上、よりスポーティなパフォーマンスと言ったメリットがあった。
このシリーズは特に海外での売り上げが良かった。
それまでの標準であったサイドバルブに比べてよりパワフルなOHVエンジン初のストリートモデルだった事はAAおよびBAモデルにとってまったく障害とはならなかった。
1918年以来の単気筒の登場です。展示プレートには記載ありませんでしたが、
A, AAがサイドバルブの単気筒
博物館展示のB, BAがOHVの単気筒のようです。
これに遡ること1年、1925年にはティアドロップ形状のタンクが採用され、今のハーレーの基本スタイルがこのあたりで確立されています。